それって「シングルハラスメント」じゃない?何気ない一言が独身男女を傷つけているかも
昔、女性はクリスマスケーキに例えられ、24歳を過ぎると結婚適齢期が過ぎたとみなされていました。
ですが、現在はアラサーになってもアラフォーになっても独身でいても周りから「結婚しろ!」というようなプレッシャーなく生きていけるので良い世の中になったと思います。
ですが、年配の方はもちろん、若い方の中にも古風な考えを持っている方は結構多く、男女ともに独身生活が長いと本人たちは何気なく言っている言葉が「シングルハラスメント」的な発言として独身男女を傷つけている場合があります。
既婚者の中にはどんな言葉が「シングルハラスメント」なのかわからない方も多いと思われますので、既婚者などが独身男女を「シングルハラスメント」的な発言で傷つけることがないように「シングルハラスメント」的な言葉とはどんな言葉で、どんな対応をすると独身の男女を傷つけてしまうのかについて解説させて頂きたいと思います。
「できるだけ独身者を傷つけるようなシングルハラスメント的な発言をしたくない!」と考えていらっしゃる方は、ぜひ、以下の記事を読んでみてくださいね。
独身男女を傷つける「シングルハラスメント」的な発言とは?
既婚者が、自分たちは相手に良かれと思って、また相手を傷つけるとは思いもせずに何気なくしている発言の中には、独身男女にとって「シングルハラスメント」的な発言だったりする場合があります。
そこで、以下に「シングルハラスメント」的な発言になり得る既婚者の発言をいくつかご紹介させて頂きたいと思います。
「彼氏(または彼女)はいないの?」
独身の方に彼氏や彼女がいないのかどうかたずねるのは、コミュニケーションの一つだと考えている方も多いかと思いますが、彼女または彼氏がいる・いないはその人にとってかなりプライベートな部分なので、人によっては積極的に言いたい方もいらっしゃるかもしれませんが、独身でステディなパートナー(周りも認めるような関係ってこと!)がいない方にとってはある種の「シングルハラスメント」的な発言であると言えるかもしれません。
相手が「私は彼氏(もしくは彼女)がいるのです」と話を振ってこない限りは、彼氏や彼女がいるのかたずねたりしないほうが無難であると言えるかもしれませんね。
「結婚する予定はあるの?」
この発言も独身の男女に浴しがちな発言だと思います。この発言こそ「シングルハラスメント」の最たるものだと思います。
結婚する予定のある方は、このようなことをたずねられても「婚約者がいて、いずれは結婚する予定」であることを教えてくれるかもしれませんが、独身の男女にとってこの質問は、暗に「結婚しろ!」とプレッシャーを与えられているに等しい発言です。
お知り合いの男性や女性をご紹介するなどの理由がある場合は別ですが、それでも、場合によっては「必要ない!」と嫌がられる場合もありますので、不用意に独身者に結婚の予定などをたずねないほうが無難であると思います。
ただし、仕事の都合上たずねなくてはいけない場合はこの限りではありません。
久しぶりに子供が実家に帰って羽根を伸ばしている時、リビングで「そろそろ孫の顔が見たいわ~」なんて投げかける発言も、シングルハラスメントの一部。もちろん過剰に気にする必要はありませんが、知っておいて損はないですね。
「やっぱり子供のいない人にはわからないよね」
独身のお友達などに良く、上記のような子供のいない人にはわからないという発言をする方は多いと思います。
これは、考え方の古風な年配の方はもちろん、若い方であっても不用意にお友達などに発言するのではないでしょうか。
確かに子育てを実際にしていないとわからないという面もあるとは思うのですが、独身の男女にこのような発言をすると「子供がいない独身の人は結婚して子供がいる人よりも劣っていると言いたいの?」と腹を立てられる可能性のある、れっきとした「シングルハラスメント」的な発言に当たりますので、不用意にこのような発言をするのは控えるようにしましょうね。
まとめ
こんな発言が「シングルハラスメント」になるの?と思った方は多いと思います。
ですが、昔と今は異なりますので、不用意に独身者の気持ちを逆なでするような「シングルハラスメント」的な発言をして勤め先の方や友人との関係性を悪くすることを避けるためにも、上記でご紹介したような「シングルハラスメント」的な不用意な発言は控えるようにしましょうね。
もちろんお互いによく知った仲であるならば、冗談の掛け合いとしては面白いんですけどね。怒らせない程度にしておきましょう。