入学祝い金の相場とは?小学校・中学校・高校大学別でまとめました
4月は、新生活が始まる季節ですね。進学や就職で、新しい生活をスタートさせる方も多い事でしょう。そして新生活が始まるこの時期、悩みの種が「入学祝い」です。親戚関係の「入学祝い金」に、お悩みの方も多いかと思います。
そこで今回は「入学祝い金」の相場についてご紹介したいと思います。また、併せて「入学祝い金」を贈る際の注意点などもご紹介致します。是非ご参考にして頂いて、旅立ちを迎える学生さんたちを快くお祝い頂ければと思います!
目次
入学祝い金-贈る際の注意点
贈るべき相手は?
入学祝い金を贈るのは、基本的に身内・親戚です。古くから身内同然のお付き合いをしている友人を除けば、入学祝い金を贈る必要はありません。ただし、お相手からお祝い金を頂いた場合は別ですね。
また友人以外にも、職場の同僚やご近所さんに入学祝いを贈る必要はないようですよ。
贈る相手との続柄に留意しよう
基本的に、身内・親戚に贈る入学祝い金。入学祝い金を贈る際には「贈る子供との続柄」「贈る子供の両親との関係」がポイントとなります。お孫さんに贈るのであれば、それなりの金額が必要となるでしょう。
また、アナタが既婚か未婚かによっても事情が異なります。未婚で親と同居しているならば、一世帯として入学祝い金を贈る必要がない場合もあります。
例え未婚であっても、アナタの年齢に左右されますね。30代以上で未婚・親と同居している場合は、別にお贈りした方が良さそうですよ。しかし、一度贈れば今後同じように贈り続けねばならないお祝い金。独立していない方は、お祝い金でなく「品物」を贈るのがベターな選択かもしれませんね。
親戚間のしきたりが最重要ポイント
実はこの入学祝い金で最も重視すべきは、それぞれの身内・親戚間のしきたりです。親戚間であれば、金額が暗黙の了解で決まっている場合が多々あります。
その暗黙の了解を知らずに入学祝い金を贈ってしまうと、金額が多くても少なくてもトラブルの原因になる可能性があります。まずは信頼できる身内の方に、親戚間の相場をお尋ねされる事をお勧めしたいと思います。
また、お相手が進学する学校や年齢によっても金額が異なります。次に、贈る相手の進学する学校毎に、一般的な「入学祝い金」の相場についてご紹介したいと思います。
入学祝い金-小学生への相場
小学校への入学は、義務教育のスタートを意味します。お子様と親御さんにとって、小学校入学は節目の年でもありますね。お孫さんであれば「ランドセル」「机」など品物をお送りする事も多いかと思います。
そして小学生への入学祝い金の場合、そのほとんどはお子様本人でなく親御さんにお渡しする事となるでしょう。この小学生への入学祝い金の相場はズバリ「10,000円」です。
小学校入学に際するお祝い金は、お子様に対するお祝いというよりも、何かと物入りのご両親に対する援助の意味合いが大きいです。お祝い金をご両親にお渡しする場合、お子様には文房具等の品物を贈ればベターです。きっと喜ばれるに違いないですね♪
入学祝い金-中学生への相場
中学生への入学祝い金の相場も「10,000円」となっています。これは、親御さんに渡す場合もあれば本人に直接渡す場合もあるようです。
中学校入学くらいのお子様は、いろいろ難しいお年頃・・・。本人に渡すか両親に渡すかは、少々様子を伺う必要がありそうですね。
入学祝い金-高校生への相場
「小学校」「中学校」進学に対する入学祝い金の相場は、ともに「10,000円」でした。しかし高校生に対する入学祝い金から、グッと相場が上がります。
その理由は「小学校」「中学校」が義務教育であるのに対し、高校生からは「試験」に突破して合格した上での入学となるからです。
特に難関校を受験して見事合格し高校生となる親戚に対しては、お祝いの意味を込めての入学祝い金となります。そして高校生への入学祝い金は、両親でなくご本人に贈る場合が多いようですね。
気になるその相場・・・ズバリ「20,000円~30,000円」です。
入学祝い金-大学生への相場
これも入学祝い金と言うよりは、合格祝いの意味合いが強いですね。ここでのお祝い金は「30,000円以上」が相場となっています。大学入学に対するお祝い金は、本人に渡す事が多いようです。
大学生くらいだと、まだまだ「お金のありがたみ」は分からないでしょうね。しかし数年後に社会人となった場合に「数万円の有り難さ」をきっと身を持って実感する事でしょう。そう思いながら祝い金を気前良く渡してあげるのも、一つの優しさかもしれませんね。
さて今回は、入学祝い金の相場を「小学校」「中学校」「高校」「大学」別にまとめてみました。それぞれのグレードに応じて、お祝い金の一般的な相場があります。しかし最も大切なのは、その進学をお祝いする気持ちだと思います。
金額も大事ですが・・・成長していく甥や姪を、温かい気持ちで見守って頂ければと思います♪