小学生の子供が勉強できないのは親の責任?辛い現状を変えるには

小学生の子供が勉強できないのは親の責任?辛い現状を変えるには

低学年の時は結構勉強ができていたのに、高学年になったらとたんに勉強が低学年の時ほどできなくなった!もしくは苦手になってきたという小学生のお子さんは結構いらっしゃると思います。

中学受験を控えているお子さんを持つ保護者の方やそうでない方も、勉強に苦戦しているお子さんがいらっしゃる方は、どうすれば勉強ができるようになるのかと、いつも気をもんでいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな方たちのために、ここでは小学生の子供が勉強ができないのはもしかして親の責任なのか、また、つらい現状を変えていくにはどうしたらよいのかについて検証していきたいと思います。

学校の勉強が全般的に苦手な小学生のお子さんをお持ちで、どうすればお子さんがもっと勉強できるようになるのかとお悩みの方は、ぜひ、以下の記事を読んでみてくださいね。

子供が勉強できないのは親の責任なのか?

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実は、親のかかわり方次第で子供の勉強への取り組み方はかなり違ってきます。
だから、子供が勉強できないのは親の責任という考えも一理あるかもしれません。

小学生の子供の勉強は、

・学校の先生にすべて一任しているから
・小学校の先生と教え方が異なる
・親が教えると子供が混乱してかえって学習の理解の妨げになるから
etc…

と言って、小学生のお子さんが勉強でわからないことがあった時や、宿題などで躓いているときも全く手助けせず、子供の自主性を尊重するという名のもとにほっておくということ…ないとは言い切れませんよね?

ですが放置していると、残念ながらどんどん勉強ができなくなります

私も経験しているのですが、わからないとき考えても答えが見えてこないと、「もういっかわかんないし!ゲームでもやろっと」といってそのまま放置してしまいやすいです。

で、その放置した問題の計算式や公式などが実は基本中の基本で、その他の問題に応用すべきものだったりすることが多々あります
ということはですよ?その公式や計算式をわからないままにしておくと、他の問題も全く解けなくなってしまうことになりかねないんです!

その結果、何をやってもわからない、解いてみても答えがぜんぜん違う。
「どうして!?もうやだ!勉強なんか嫌いだ!」…と、子供の勉強意欲をそいでしまうことになることも。

勉強を教えないのに、ただただ、「勉強しろ!勉強しろ!」と叱咤激励するだけでは、子供にとって何の力にもならない親と化してしまいます。

叱るだけ叱ってわからないことを解決してくれない…そんな親をあなたは好きになれますか?
そんな親のもとで育つと自然と親に対して批判的になる上に、勉強もできなくなるという悪循環につながりかねないのです。

やはり、子供が勉強できるようになるには、親が宿題などわからないことがあるときに、時間を割いて、問題のわからないところを調べながら一緒に解決してあげる必要があります。

そうすることにより、問題が解けたときのうれしさを感じさせてあげることができますので、お子さんがまじめに勉強に取り組めるようになり、学校の勉強も少しずつできるようになるはずですよ。

教えているのに子供が理解してくれない現状を変えるには?

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やはり、小学生のお子さんが勉強できるようになるためには、上述したように親の協力が必要です。

お子さんが勉強で躓いているときには、どんなことが分からないのか相談にのってあげ、一緒にわからない問題を解き、お子さんに勉強する習慣を身につけさせましょう。

ただし、それにも限界があります。

親がお子さんのためにいろいろ努力しても全く勉強する習慣がつかない場合は、公文など現在のお子さんの勉強のレベルに合わせて少しずつ繰り返して勉強を進めていくタイプの塾に通わせるのもいいかもしれません。

公文は、できない子にはその子に合わせ、できるようになってきたらどんどん学習内容のレベルをアップしていきますので、勉強が苦手なお子さんであっても、学習する習慣を身に着けながら学習レベルをアップさせることができますよ。

なぜ繰り返し学習が必要なのか?

勉強だけでなく大抵なんでもそうですが、できるようになるにはしつこいくらい同じことを繰り返すことが必要になります。
記憶には短期記憶長期記憶の両方があるのはご存知ですよね。

短期記憶は一時的に使用するための記憶なので、必要なときだけ使用したらなくなってしまう使い捨ての引き出しみたいなもの。
反対に長期記憶は何度も使用するため、すぐにかつ完全な状態で取り出せる記憶なんですね。

できれば勉強の公式なんかはこの長期記憶でとどめておきたいはず。
じゃあどうすれば良いのかといえば、繰り返し学習をすることで長期記憶としてとどめておくことが可能です。

まだ公式が全く覚えられていない状態だと応用問題などやっても解けるはずはありません。
なので、公式を覚えるべく基礎中の基礎の問題をひたすら繰り返し解くようにします。

参考リンク:http://www.objectfanatics.com/ekutan.html

上記の忘却曲線を意識して最初の頃は多めに復習し、その後は数日おきに数回復習というように頻度を減らしつつ復習することで長期記憶にとどめておくことが可能です。

勉強ができない、というのは基本的には基礎ができていない状態のままズルズルと先に進んでいるから起こる問題です。

ですから、まずは徹底的に基礎を記憶に刻ませることを親としては意識すべきです。
一緒に勉強する際も、毎回基礎問題をはじめにやらせるようにして、「もうこんなのは余裕だよ!」と言われるまで続けてみてください。

そうすることで子供の自信とモチベーションがアップしてくるので、少しレベルアップした問題(基礎の応用など)に進むようにするといいですね。

まとめ

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お子さんが勉強できない、というのは親にとってつらい状況だと思います。

もし、保護者の方が、普段お子さんの勉強をあまり見ていないのであれば、お仕事で忙しくても、できるだけ宿題などお子さんの毎日の学習のわからないことを解決するべく協力してあげましょう。

保護者の方はいくら見てあげても、勉強ができるようにならない場合は、公文などの学習塾でその時の学習レベルに合わせて勉強を教えてもらうのも一つの手ですよ!

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