深夜のコンビニバイト、女性でもできるって本当?採用されるの?現実はどうなのかをまとめました

深夜のコンビニバイト、女性でもできるって本当?採用されるの?現実はどうなのかをまとめました

最近では学生さんから既婚者の女性まで、バイトで働いている人は多いです。
でも中には「夜まで学校がある」「子供が寝てから働きたい」という女性もいるのではないでしょうか。そんな人が一度は考えるのが深夜のコンビニです。
昼に比べて自給も高いし、お客さんも少なそうですよね。
しかし実際に働いている女性はあまり見ません。現実的に採用されるものなのでしょうか?

深夜のコンビニバイトで女性は採用される?

実は、法律的にはまったく問題がありません。1986年に施行された「男女雇用機会均等法」により、性別で雇用の機会が左右されることは禁止されているのです。
ただし、あくまで「法律」レベルでは、という話です。女性が夜勤の仕事をできないわけではありませんが、店長やその他の人の考えによって、採用が保留にされることも十分にありえます。
確かに深夜のコンビニで女性を見ることは少ないですよね。それは何故なのでしょう。

深夜のコンビニの仕事内容ってどんなもの?

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そもそも、深夜のコンビニの仕事内容はどんなものなのでしょうか。昼と大きく変わるわけではありませんが、大体3つに分けられます。それが「接客、清掃、商品陳列」です。

接客

いわゆる「レジ打ち」が主になります。お昼と比べるとお客さんは確実に減るので接客のみに絞ればかなり楽だといえるでしょう。ただし、客層がすこし変わり、中には酔ったお客さんなどもいます。

清掃

お客さんがいない深夜こそ、店内の清掃をするには最適の時間です。床のモップがけだけではなく、コーヒーマシンの清掃や、フライヤーの油の替えなど、意外と時間がかかり、細かな作業が求められます。

商品陳列

深夜の仕事を多くを占め、もっともハードとされるのがこの商品陳列です。商品を積んだトラックが来るので、そこから雑誌や飲み物などを運びいれ、陳列していきます。並べる前に、ちゃんと注文どおり来たかの検品なども必要です。接客をしながらの作業ですので、かなり体力と時間をとられます。

女性があまり採用されない理由

法律的には男女の差はつけてはいけないのですが、やはり深夜のバイトは女性には狭き門です。
その理由として、まず「防犯」があげられます。

通勤時間も夜中ですので、昼に比べると危険度は大きく上がります。
人気のない場所や暗い場所が多く、助けを求めようにも人が多くはいません。

通勤が問題なくても、接客仕事ですので不安が残ります。深夜は酔った人が多いからです。
シフトの人数が少ないので、絡まれてしまったら大変です。
乱暴な人やセクハラなどもありえない話ではありません。
また強盗などの犯罪も深夜は増える傾向にあります。
とくに女性相手だと、気を大きくする犯人もいるかもしれないのです。

採用する側が女性を歓迎できないのは、防犯上守ってあげられる環境がないからなのです。

次に「体力」があげられます。
深夜は接客よりも商品陳列がメインです。重くて大量の商品を一つ一つチェックし、
並べていくという作業は想像より体力を使います。
また夜は日が出ている時間よりも身体が疲れやすい傾向にあります。
一般的に男性より女性は体力が劣っていると考えられているので、このようなハードな仕事にはむかないのではないかというのが、採用側の考えなのです。

まとめ

深夜に女性がコンビニバイトをすることは可能ですが、やはり様々な面を考えると、おすすめはできません。
接客がすきで、自給も良いからコンビニバイトを経験してみたいという女性は、どうしても深夜でなければいけないか、もう一度じっくり考えてみてはいかがでしょうか。

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