両親がいよいよ退職。感謝の気持ちを込めて何か贈りたいものですね。
贈り物をしたいけど金額はどのくらいが相場なの？と、家族だからこそ悩んでしまうところもありますね。
渡す時にもいざとなると照れくさく、どんな言葉がいいのか考えてしまいます。

そんなお悩みを解決するべく、両親への退職祝いの金額相場や添えたい言葉などをご紹介します。

両親への退職祝いの金額相場

贈りたい物の値段の兼ね合いもありますが、やはり一般的な相場は1万円から2万円前後が多いようです。
贈り物自体にかける金額は1～2万円で、その贈り物を渡す会を開くときに1万円前後使うということもあり、だいたい2～3万円かけてお祝いをするという感じのようです。
兄弟がいる場合、贈り物や渡す会を一緒にするということもできますので、3人ご兄弟がいれば、かかる費用を3人で割れるので盛大なものを用意することもできます。

喜ばれる贈り物

家族だからこそ、ご両親の好みを把握されていると思います。
やはりそれぞれの趣向にあわせたものを贈ると喜ばれます。
またはご両親で使えるお揃いの夫婦茶碗や湯飲み、箸、マッサージ器や一緒に飲めるお酒など大変喜ばれます。
物に限らず夫婦でいける旅行券やギフト券、グルメ券などもいいですね。

家族そろってお食事会

渡す時の演出の一つとして、やはり家で渡すより、どこか食事ができるような場を用意し、ご兄弟など家族そろってお祝いできるといいですね。
ご両親のお好きな食事を考えて中華料理店や日本料理店、洋食店など事前に予約して確保しましょう。

添えたい言葉・メッセージ

贈り物と食事会をそろえたら、あとは渡す時の言葉です。
家族だから、改まって言うのはなかなか照れくさいものですが、めったにない機会です。
せっかくですのでびしっと決めて喜んでいただきましょう。

言葉は丁寧に

普段は慣れ合いで話すと思いますが、お祝いの言葉を述べるときにはやはり改まることが必要です。

長い間お仕事お疲れさまでした

定番ですが、この言葉は冒頭にふさわしいですね。家族のために頑張ってくれたご両親に感謝の気持ちを込めて伝えましょう。

退職、おめでとうございます

定年退職を迎えられたご両親もいらっしゃることと思います。お仕事を全うされてとてもおめでたいですね。そんなご両親におめでとうの気持ちを伝えてあげてください。

ありがとうございます

感謝の気持ちを表す最高の言葉です。ストレートでシンプルですが、ご両親はとても喜ぶ言葉です。

これからもよろしくお願いします

退職は終わりではありません。これからご両親は第2、第3の人生を謳歌していかれることと思います。
健康で楽しく過ごしていただくために、またこれからもいざという時は助言していただけるようによろしくお願いしますと伝えましょう。

手紙を書く

どうしても照れくさくて言えない人は手紙を書きましょう。
ご両親は実はどんな贈り物よりもお手紙を喜ばれます。
贈り物をする時に一緒に手紙を渡すのがいいのですが、もっと喜ばれるのがやはりその場で手紙を読むことです。
手紙を読むなら、少し照れくささも半減しますし、緊張して言葉が出なくても手紙を読むことはきっとできます。
ご両親はかなり喜ばれますので、ここはひとつ頑張って手紙をしたためて勇気を出して読み、読んだ手紙を添えて贈り物を渡しましょう。
もしご兄弟がいらっしゃるなら、それぞれ書くといいですね。
それぞれの気持ちをしたためた手紙は何よりの贈り物になるはずです。

まとめ

退職されることはご両親にとってまた新たな門出のお祝いです。
ご兄弟とも話し合って久しぶりにみんなでそろえる団欒のひと時を楽しみながら、ご両親に喜んでいただけたら最高ですね。

これまでの頑張りに感謝し、労いとこれからの幸せを祈りながらご両親をお祝いしてあげてくださいね。