「数年後の自分」という課題作文が出た時の書き方とコツ・例文

「数年後の自分」という課題作文が出た時の書き方とコツ・例文

国語の宿題といえば、漢字の書き取り以外に作文がよく出されますよね。

中でも難しいのが、「数年後の自分」という未来に対しての作文です。

今回は、自分の未来を想像しつつ、作文の書き方を考えていくことにしましょう。

自分が数年後にどうなっているのかを想像してみる

まず、この作文に必要なことは、自分が数年後どうなっているのか。

現在小学生であれば、未来の自分がどうなっているのか想像してみましょう。

自分がどんな職業に就きたいのか想像してみたらいいですね。

想像したら、次の段階に移りましょう。

想像したことをメモに書き記してみる

自分の数年後の姿が想像できたでしょうか?

それでは、その想像したことをすぐに作文に書かず、まずはメモ用紙に自分が想像したことを書いてみましょう。

  • 数年後の自分がどうなっているか
  • 数年後の自分はどうなっていたいのか
  • なぜそうなっていたいのか
  • そうなるためにはどういう努力をしているのか
  • 自分に足りないものは何か
  • 今後、そうなるためのはどのような努力をするのか

こういったことがメモに書かれますね。

メモを元にして作文を書いていくことにしましょう。

質問の意図を理解する

作文を書くときは、まず出されているお題がどういう目的なのかを考えてみましょう。

今回は、「数年後の自分」というお題です。

この数年後とは、いったい何年くらい後のこと指しているのでしょう?

よく低学年に出されるお題として「将来の夢」というのがありますが、今回の場合は、「将来の夢」に近いお題ですね。

先生たちは、君たちが中学生になって高校生になってという話を聞きたいのではなく、

高校卒業してからどうなっているのかを聞きたいのです。

低学年ならスポーツ選手になりたい、タレントになりたいなど大きなことを書いてしまいがちですが、

今回はリアルなことを書いておいたほうが無難かもしれません。

ほとんどの人たちは高校卒業してから就職したり大学に進学したりします。

そこから自分がどうなっているのかを考えたほうがいいかもしれませんね。

数年後の自分を作文にしてみよう

それでは、数年後の自分に作文を書いてみることにしましょう。

今回はベタにサッカー選手になりたいというのを題材に書いています。

こちらは例文になっていますので、参考にしてみてくださいね。

✍タイトル数年後の自分
数年後の自分は、サッカー選手になっていたいです。
僕はサッカーが大好きで、小学1年生の頃から少年団に所属し、ずっとサッカーを頑張ってきました。
サッカー選手になるために、毎日ジョギングと筋トレは欠かさずやっています。
最近では足に筋肉がついてきたのか、走るのがだいぶ早くなりました。
マラソン大会でも前回は20位だったのに、今回のマラソン大会では12位まで順位を上げることができました。
サッカー選手になるために自分が必要なことは、鍛えた体と精神力です。
毎日体が痛くなるほど筋トレをしていますが、それでもサッカー選手になるには足りないくらいだと感じています。
球を使って練習することも大切ですが、球を扱うには体力もないと使いこなせません。
これからの課題は、体力をつけるために有酸素運動の量を増やし、少しずつボールに触れる機会を増やして練習を重ねて、実行に移します。
日本人選手も世界のサッカーで活躍しているところを見ていると、自分も世界の人々に熱狂される選手になりたいです。

この文字数で大体原稿用紙1枚埋まるくらいの文量になっています。

文の構成を考えよう!

こういった作文を書くときは、まず構成を考えたほうがいいです。

上記の例文で考えると

  • 1、自分が数年後なっていたいものを書く
  • 2、なるためにどんな努力をしているか
  • 3、毎日やっている筋トレのおかげで自信がつき、足が早くなった
  • 4、今の自分に足りないもの
  • 5、なりたい自分になるための今後の課題
  • 6、今までのまとめ

という構成で書いてあります。

今回の題材は将来の夢ではありませんが、数年後の自分ということは、今自分がなっていたい自分を書く事です。

あなたは数年後どうなっていたいですか?

就職する時にも書かされる作文

最近の就職には、一般企業でも10年後の自分という題材で作文を書かされることがあります。

小学生のうちからこういう作文でなれておくと、いざという時に書きやすいですよね。

書類選考の時点で書く場合が多いので、事前にしっかりと準備しておくことが大切です。

小学生の人は、大人になっても作文書くんだ!?とびっくりされたかもしれません。

大人になっても作文は名前を変えて小論文など文章を書く機会はたくさんあるのです。

人によっては大人になったほうがそういう文章を書くのが多くなるかもしれませんね。

今のうちにしっかりと書く事に慣れておきましょう。

まとめ:将来の夢と数年後の自分は似ているようで違う!

いかがでしたでしょうか?

将来の夢は書きやすいかもしれませんが、意外と数年後の自分と言われると

書きにくくなってしまうから不思議ですね。

この記事があなたの役に立ってくれることを祈っています。

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