【小学生】将来の夢の作文の書き方・例文と文例。テーマの見つけ方

【小学生】将来の夢の作文の書き方・例文と文例。テーマの見つけ方

小学生の頃に必ず書かされていた「将来の夢」という作文。自分には夢がない!という人もたくさんいるかもしれません。今回は、小学生向けに夢についての作文の書き方を伝授していくことにしましょう。

自分が何になりたいかを考えてみる

まずこの「将来の夢」系作文で大事なことは、「自分は将来どうなりたいのか」というのを考えることです。別に仕事でなくても良いのですが、基本的に学校で質問される夢は仕事のことだと思っておくと良いです。

こういった作文を宿題に出されないと、自分の夢なんてほとんど真剣に考えたりしませんよね。この機会に自分の夢について、考えてみることにしましょう!

小学生の作文では自分がどんな職業に就きたいかを書くだけなので、わりと簡単かもしれません。しかし、この作文に重要なことは、当たり前ですがしっかりと自分の言葉で書くということ。

ネタ探しにインターネットを利用するのはいいですが、作文の例題をそのまま丸パクリしていまうとすぐに先生にバレてしまいます。

そういった例題は先生側で本で読んだりもしているので、参考程度にとどめておきましょうね。

大切なのは、自分がその仕事に対してどういう思っているかを書く事です。格好いいとか、すごそう、やってみたい…そういう気持ちがあれば、あまり良く知らなくても書いてみるのも良いかもしれませんね。

夢はそのへんに転がっている?!

男の子場合、サッカー選手だったり野球選手だったりとスポーツ選手になることを作文中で「私の夢」として書書く人が多い印象ですよね。

元々スポーツが好きで少年団に入っていたりすると説得力もありますが、なにもスポーツをしていない人間が作文の夢でスポーツ選手だと言われてもついて「なんで?」とはてなマークを浮かべてしまいます。

この作文に「書く事=将来必ず叶えなければならない」というわけではありませんが、実現できそうなことを夢に書いたほうがリアリティがあっていいですよね。なんのつながりもないことをいきなり言われても、ピンと来ないですから。

とくにスポーツをやっていない人はスポーツ選手になる夢を書くのはやめたほうがいいかもしれません。いや、本当に自分の夢としてそう思っているなら別に書いてもいいんですけど、やっぱりつながりが見えにくいです。

先生によっては今そのスポーツやっていないのにプロになりたいの?と意地悪く聞いてくる先生もいるかも?!そういった人は、「公務員になって街に暮らす人に安心を届けたい」とか「サラリーマンになって色んな仕事をしてみたい」と書いていたほうが無難といえば無難ですね。

先生以外の大人からしてみれば、そういう現実的すぎる作文を書いてくる子は夢のない子供なんだなと思って「可愛くないなぁ…」なんて感じてしまう人もいます。

しかし、自分の夢が定まってない場合は仕方がありませんよね。今だったら声優だったり、ユーチューバーなどもなりたい職業のランキングに入ってきていますので、実際になるかどうかは別として、そういったものを夢に書いてもいいかもしれません。(まじめに書こうね!と言われないように注意してほしいですが)

インターネットの中では将来なりたい職業のランキングなども載っていますので参考にしてみてくださいね。

一番参考になるのは13歳のハローワークですね。中学生だけでなく小学生からも職業について考えることができるので、見ていて損はないサイトです。

→ 13歳のハローワーク公式サイト(13hw)(公式サイト)

うまい作文の書き方

うまい作文の書き方にはコツがあります。それは「なたもだ」を意識すること。
「なたもだ」ってなに?と思っている人も多いでしょう。作文を書く時に書き出し「私は○○になりたいです」が決まったら、まず

  • な・・・なぜなら
  • た・・・例えば
  • も・・・もしも
  • だ・・・だから

という順に意識して書いていくと、上手に作文をまとめられます。

「な」の部分で自分の意見を述べるようにしましょう。なんでその仕事が私の夢なのか?ということに対して自分の考えをまとめる段階です。

「た」では例題やイメージしやすい客観的な見方を書いた方がいいです。

「も」はもしもの話で、自分の意見とは全く別な意見を書いてみましょう。

「だ」は最後なので、最終的な結論を書きます。

書き出しの時と同じ意見にすることが大切ですよ。

必ずしも上記に挙げた言葉じゃなければならないということはありません。言い回しは他にもたくさんありますから、色々な文章を読んで「こんな書き方もあるんだなぁ~」というのを自分の中に溜めていくと、後々作文を書く時にラクになります。

読む人からしても、「なたもだ」に合わせて書いてある作文の方が読みやすいですし、よりあなたの意見が伝わりやすくなりますよ。

コツがわかったら早速書いてみましょう!

「将来の夢」についての例文

ここでは将来の夢についての例文を書いてみました。

今回は教師になることについて例文にしてみたので参考にしてみてくださいね。

✍私の将来の夢
私が将来なりたい職業は学校の先生になりたいです。
なぜ私が学校の先生になりたいかというと、学校は楽しいところだし、教えることが大好きだからです。
例えば、私が学校の先生になったら授業では楽しく進められるように、授業内容を考えます。

生徒のみんなが理解できるように、わかりやすい言葉で授業をしたいです。
もしも、自分が学校の先生にならなかったら結婚して素敵なお嫁さんになっているかもしれません。

子供を出産して共働きで子育てしているのも夢です。
けれど、今、私が一番なりたい夢は学校の先生になることです。

先生という仕事は人とたくさんかかわり合いになる職業で、人と話すのも大好きだから先生になりたいのです。

いかがでしょうか。

かなり簡潔に先生になりたいというのを前面に押し出した形で短く書いてみましたが、書くときはもう少し膨らませて書かないと文字数が足りないかもしれませんね。

書き出しと書き終わりは必ず意見を一致させておきましょう。

書いたあとは友達や先生、お父さんお母さんに読んでもらって感想やアドバイスをもらうことで、もっと上手に文章がかけるようになりますよ。

まとめ:自分の言葉で夢を書いてみよう!

いかがでしたでしょうか?作文に自分の夢を書くって中々難しいですよね。特に難しいのは自分の言葉で書くということが難しい作業かもしれません。

しかし、自分の言葉で相手に伝えるということはとても大切な作業なのです。
この記事があなたの役に立つことを祈っています。

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