小学校のクラス替えで先生に希望やお願いをすると通るの?新年度も学校を楽しむ秘訣とは

小学校のクラス替えで先生に希望やお願いをすると通るの?新年度も学校を楽しむ秘訣とは

新学期になると、小学校ではクラス替えをする場合が多いですよね。
できれば同じクラスにお子さんの中の良いお友達が多いほうが心配が少なくていいと思っている保護者の方も多いと思います。

そこで、ここでは小学校のクラス替えで先生に希望やお願いをすると通るのかどうかと、新年度もお子さんが小学校での学校生活を楽しむ秘訣をご紹介させて頂きたいと思います。

もうすぐ小学生のお子さんが新年度を迎える方で、小学校のクラス替えの時に先生に希望やお願いをしたら通るのかどうか知っておきたいと思っていらっしゃる方は、ぜひ、以下の記事をご覧になってくださいね。

自己中心的なクラス替えの希望は通らない!

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小学校のクラス替えの時、「うちの子は○○さんがお友達で仲が良いから次回も同じクラスにしてください」というような希望は先生にお願いしても通らない可能性が高いです。

考えてみれば当たり前なのですが、学校は社会の縮図のようなもの
社会にでると自分の嫌いな人、苦手な人とも付き合わなければならない場面がたくさんあります。

そのような経験を積まないで社会に出ると、人間関係で躓いてしまうことが増えてしまいます。
なので、仲の良い人ばかりと一緒にいることは子供の成長の貯めを考えるとよいことではないのです。

そう考えるとあまり馴染みのない人が多いクラスに振り分けられるのはある意味仕方のない事なんですね。
子供の側からすると仲の良い友達と離れてしまって寂しい思いをするかもしれません。

でも、そのクラスでまた仲の良い友達を作れば徐々に人間関係の楽しさや大変さがわかってくると思いますよ。

深刻な理由がある場合は通る可能性も

上でお伝えしたように、基本的にはクラス替えの希望やお願いというのは却下されます
しかし、ある特定の生徒にいじめられているなどの深刻な理由があるケースは別です。
新学期のクラス替えの時、「いじめてくる生徒と違うクラスにしてください」という希望やお願いなら先生や学校側が配慮してくる可能性があります。

最近はいじめによる事件もおおやけになることが多いため、学校側としても保護者の声を聞き漏らすわけには行かない状況なのです。
ですから、先方の家族や生徒に伝わらないようにさりげなくクラスを別にしてくれるなど、希望やお願いが通る場合もあるようです。

また、特別に希望やお願いを先生に伝えなくても個人懇談の時などに、「うちの子は○○くん(さん)と同じクラスなら学校に行きたくないと言っているんですよね・・・」と何気なく言った発言であっても、先生は考慮してくれて、新年度のクラス替えの時、気づいたらその子と違うクラスだった・・・などということもあるようです。

さらに、普段から問題行動が多い子のことなどを保護者の方が先生や学校側に伝えておけば、新学期になると問題の多いもしくは乱暴な子は同じクラスにまとめられ、おとなしい子はおとなしい子ばかりのクラスに編成される場合もあります。

ですので、お子さんの学校生活において何か気になることがあり、新学期には問題のある子とは違うクラスにしてほしいなどの希望があるようでしたら、我慢せずに先生や学校側に新学期になる前に希望やお願いをしたほうがよいと思います。

お子さんが新クラスで友達を増やすコツ

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上記でご紹介しておりますように、お子さんに対して問題のある行動をとる生徒がいる場合希望やお願いをすれば、新年度のクラス替えの時に違うクラスにしてもらえるなどの配慮を学校側がしてくれる場合があります。

ですが、そういった深刻な問題がなければ、新年度は仲の良いお友達と別のクラスになってしまう場合もあります。

そうなると、また新しいお友達を作らなくてはいけなくなりますよね。
どんなお子さんであってもあまりよく知らない人と仲良くなるのは難しいと思います。

友達の友達と仲良くなろう

そんな時は、自分の中の良い別のクラスになってしまったお友達のつながりからお友達作りを始めることをおすすめします。

なんの面識もない子と仲良くなるのは難しいですが、お友達のお友達でしたらそのつながりをきっかけとしてスムーズに仲良くなれることが多いと思います。

さらに、過去同じ幼稚園、保育園だった子を探し、その子の友達と仲良くなっていくという方法もいいと思います。
この方法なら引っ込み思案、もしくはおとなしいお子さんであっても新年度でクラス替えした教室でスムーズにお友達を作ることができると思いますよ。

クラブ活動や委員会活動で仲良くなろう

クラブ活動や委員会活動ではクラスが違う人とも一緒に活動をすることが増えますよね。
そういった時ほど新しい人と仲良くなるチャンスといえます。

普段関わりのない人とクラブや委員会で一緒に活動することで、徐々に仲良くなるというのは割りとよくあることです。
ただ、お互いに仲良くなる気がないというケースでは結局その時一緒の部だった人止まりとなってしまいます。

楽しく学校生活を送るためにも、自分から仲良くなろうとする努力が必要ですね!
そういったこともお子さんに教えてあげると良いのかもしれません。

まとめ

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保護者の方によっては、お子さんが他の生徒さんとトラブルを起こしている場合であっても新年度のクラス替えは希望やお願いしても通らない・・・と考えていらっしゃる方も多いと思います。

ですが、実際には、担任の先生や学校側にトラブルがある生徒さんとは別のクラスにしてほしいなどと希望やお願いをすれば相手のご家庭にわからないように配慮しながら別のクラスにしてもらえるなど希望が通る場合があるようです。

なので、お子さんが困っていて、どうしてもトラブルのある生徒さんと別のクラスにしてほしいときは、お子さんのためにも学期末の個人面談の時などに遠慮せずにはっきりと「新年度のクラス替えの時には問題のある生徒と別のクラスにするなど配慮してほしい」と希望を出すようにしましょうね。

ただ、どこまで親が口を出すべきことなのか?というのは常に意識しておいたほうが良いでしょう。
小学校高学年になってくると子供も物心がついてきて、自分なりの考えに基づいて話したりするようになります。

今まで仲良くなれなかった子とも少しずつ仲良くなってきたり、嫌いな子にもきちんと意見を言えるようになる可能性だってあります。

単に「あの子と一緒にいさせたくないからクラスは別にして下さい」という過保護な気持ちで希望をだすのではなく、深刻な理由があるときのみに希望を出すのが子供にとっても良いのではないでしょうか。

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