日常で出来る塩分取過ぎ対策と取り過ぎた時の対処法
塩分の取り過ぎは身体に良くないってわかっていても、美味しいからといってついつい塩分の濃い食事を好んで食べて後で後悔しますよね。でも、外食も含めた普段の食事の塩分チェックって難しそう・・・といって日常的に塩分取過ぎの対策をするのを怠っていたりしませんか?
そんな方たちのために日常で出来る塩分取過ぎ対策の方法とうっかり塩分を取り過ぎてしまった時の対処法をご紹介させて頂きます。普段から、身体のために塩分の取り過ぎに注意したいと考えていた方は、ぜひ、この記事を読んでみてくださいね。
目次
塩分を取り過ぎると体にどんな影響があるの?
塩分を取り過ぎたら体に悪いとは知っているけれど、塩分の取り過ぎが実際に体に及ぼす影響については詳しく知らない・・・という方は多いと思います。そこで、以下に塩分を取り過ぎた場合の体にどんな影響があるかについていくつかご紹介しますね。
人が摂取した塩分は、身体の中でナトリウムになり骨や血液、消化液などに運ばれていくのですが、このナトリウムを運ぶ役目を果たすカリウムが少ないと、カリウムの代わりとして水分を身体に取り込み身体の塩分濃度を薄めようとするんです!そのため、塩分を取り過ぎると身体が水を欲し喉が渇くのです。
身体の塩分濃度を薄めようとして水分を多く摂取した場合、余分な水分が細胞からあふれ、細胞の周りに溜まるため、身体のあちこちがむくんでしまいます。
塩分濃度を薄めようとするために、身体は水分を取り込もうとするだけでなく、取り組んだ水分が外に出ていくのを抑制しようとします。すると血液などの細胞外液が沢山水分を取り込もうとするので、血液量が増加し血圧が高くなってしまうのです!
さらに、塩分の取り過ぎが続くと、高血圧症や、腎臓疾患、不整脈や心疾患などの怖い病気を引き起こしてしまうので、注意が必要なんです!
日常で出来る塩分取過ぎ対策とは?
生活習慣病になるのを防止する一番の方法は何と減塩なんです!これはもう、いますぐ塩分取過ぎの対策をするべきですよね。以下に、日常で出来る塩分取過ぎ対策をご紹介しますので、健康を維持するためにもぜひ、この対策法を日常的に行うようにしてくださいね。
普段の料理で塩分をカットしている調味料を使用する!
普段の食事の塩分を減らすのであれば、単純に考えるとお塩やお醤油などの調味料の量を減らせばいいのですが、そうすると、料理が味気ないものになってしまいますよね。そんな、薄味の料理ばかりを食べるのはつらい・・・という方は、市販されている塩分カットされたお塩やお醤油、ケチャップ、マヨネーズなどをお料理に活用するといいんです。
これらの調味料は塩分は控えていても、味は普通の調味料と変わらなかったりするので、薄味がお嫌いな人はぜひ、この塩分カットされた調味料を使用してお料理を作るようにしてくださいね。
香辛料や酸味をお料理に加える!
上記でも述べましたが、塩分をカットするとお料理が味気なくなってしまいがちですよね。そんな時には、カレー粉などのスパイスやショウガや山葵などでお料理にアクセントをつけましょう!
また、ドレッシングやマヨネーズを使わずにレモン果汁や酢などをサラダにかけて食べるのも塩分カットできるうえに美味しいのでオススメですよ。
外食の時にお蕎麦やうどん、ラーメンの汁は飲まない!
お蕎麦やうどん、ラーメンのスープ美味しいですよね。でも、そのスープの中には塩分がたっぷり含まれています!ですから、外食した時これらの麺類を食べる時には、麺は食べてもスープは飲まずに残すようにしましょう!これで塩分はかなりカットできますよ!
塩分計を活用する!
日常的に塩分の取り過ぎをチェックするのに便利なのが、塩分計です。これは、お味噌汁などのお料理などに、入れるだけで、そのお料理の塩分濃度がわかるというすぐれものなんです!外でお食事をするときにも活用できるので、これから日常的に塩分の取り過ぎ対策を行おうとしている方にとっては必須アイテムですよ!
塩分を取り過ぎた時の対処法!
普段から塩分の取り過ぎに注意していても、会社のお付き合いなどでどうしても塩分の濃い食事を食べなくてはいけなかった場合などもありますよね。そんな時は、水分とカリウムを同時に摂取すればいいんです!上記で述べたとおり、カリウムは身体の中の塩分と水分をくっつけて、体外に排出してくれる役割を果たすからなんです!
以下に、カリウムの多く含まれる食品をいくつかご紹介しますので、塩分を取り過ぎた時は、水分と一緒にこれらの食品を摂取するようにしてくださいね。
カリウムの多く含まれる食品
これらの食品をとる時は、塩分カットの調味料を控えめに使用するようにしてくださいね。
まとめ
塩分の取り過ぎは、生活習慣病を引き起こすうえに、ダイエットの大敵であるむくみの原因となります!普段から血圧の高い方だけでなく、若い女性も上記でご紹介させて頂きました対策法を日常的に行い、塩分の取り過ぎの無いようにしましょうね。