胃カメラの費用相場や時間、前日、検査後の食事で注意すべきこと

胃カメラの費用相場や時間、前日、検査後の食事で注意すべきこと

最近、胃の調子が悪いので胃カメラの検査をしようと検討しているけれど、どんな検査をしてどれくらい費用がかかるのかなどの詳細がわからないという方、結構いらっしゃると思います。そんな方たちのために、ここでは胃カメラ検査どのようなことをするのかや、費用の相場、前日、検査後の食事で注意すべきことについてご紹介させて頂きます!

これから胃カメラの検査をしようと考えている方や胃カメラの検査について詳しく知りたい方はぜひ、以下の記事を読んでみてくださいね。

胃カメラの検査はどんなことを調べるの?

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胃カメラの検査とは、体の中の食道・胃・十二指腸がどんな状態なのかを内視鏡で確認する検査です。胃腸の調子が悪い人にポリープや潰瘍などの病気の可能性があるかどうかを判断することができます。最近の胃を検査する内視鏡カメラは、胃腸の状態を確認しつつ、もしポリープなどの病変が見つかったときには、その場で切除することもできます。

胃カメラ検査でわかる主な病気には以下のようなものがあります。

食道炎
胃炎
食道潰瘍
胃潰瘍
十二指腸潰瘍
食道静脈瘤
胃癌

胃カメラの検査!口からと鼻から入れる場合ではどんな違いがあるの?

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胃カメラの内視鏡を入れる場合、麻酔をしているとはいえ、ちょっと抵抗がありますよね。胃カメラの内視鏡は口から入れる場合と、鼻から入れる場合があるみたいなのですが、どんな違いがあるのでしょうか?

鼻から内視鏡を入れる場合
鼻から内視鏡を入れる場合だと、内視鏡が舌の付け根にあたり、オエッとなる嘔吐反射を抑えることができる点です。ただし、風邪などをひいて鼻の調子が悪い時にはできないのですが、鼻から内視鏡を入れる場合だと、検査中に会話することも可能なんです。
口から内視鏡を入れる場合
内視鏡を口から入れる場合だと、オエッとなる嘔吐反射が起こる場合がある上に、マウスピースを加えるので、検査中に会話することができません。ただし、鼻から内視鏡を入れる場合に比べると、胃カメラの検査前の処置に時間がかかりません。

胃カメラの検査の費用相場とかかる時間とは?

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胃カメラの検査費用や時間は検査の内容によって異なります。検査に保険は適用されますが、以下の金額は3割負担の場合と考えてくださいね。

胃カメラの検査のみの場合
胃カメラ検査のみだと時間は5分から10分と短時間で済み、検査費用も3千円から4千円ぐらいで済みます。
胃カメラの検査プラス生検を行う場合
胃カメラ検査を行う時に生検といって、胃腸の組織検査や病変部分の切除・剥離などを行う場合は、上記より若干時間がかかりますが、それでも10分から20分と短時間で済みます。費用は胃カメラ検査のみより倍以上で8000円から12000円ほどかかります。
胃カメラの検査プラス内視鏡による治療を行う場合
この胃カメラ検査にさらに内視鏡による治療が加わると時間は15分から30分ぐらいかかり、費用は12000円から16000円ほどかかります。

胃カメラの検査結果は7日後ぐらいにわかります。

胃カメラの検査の前日と検査後の食事で注意すべき点とは

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胃カメラの前日の食事で注意すべき点は、前日の21時以降から絶食しなくてはいけない点です。少しでも胃に内容物が残っていると、胃腸の状態を正しく確認することができなくなるうえに、検査中に嘔吐する原因となりますので、絶対に食べたり飲んだりしないようにしましょう!お薬を飲むのも原則的に禁止ですが、この点については、事前にお医者様に確認しておきましょう。

胃カメラの検査のみの場合、検査後の食事は、検査が終わってから120分から180分たってから食べるようにしましょう。胃カメラの検査の時にする麻酔の影響で、喉に軽度のしびれが残ったり、内視鏡が喉を通ったせいで多少喉に痛みを感じるかもしれませんが、これぐらい時間が経過していると食事をとっても喉のしびれや痛みによる違和感は感じないと思います。

ただし、生検やポリープの除去などの処置を行った場合の食事は、お医者様の方から指示があると思いますので、それに従ってくださいね。

まとめ

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以上が胃カメラの検査の詳細です。胃カメラの検査を目前に控えていらっしゃる方やこれから検査をすることを検討されていらっしゃる方は、検査内容や、費用、検査前と後の食事で気をつけなくてはいけない点が把握できたことと思います。

上記の注意点に気をつけて、安心して胃カメラの検査に望んでくださいね。

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