[ワールドカップ連載・第31回] 独断と偏見によるブラジルワールドカップ戦力分析~グループD~

[ワールドカップ連載・第31回] 独断と偏見によるブラジルワールドカップ戦力分析~グループD~

ども~。つぶおです~。

とうとうブラジルワールドカップ開幕まで10日を切ってしまったね。

開催国ブラジルではいろんなでもデモ活動もあってたみたいだけど、ワールドカップは開催される。それは間違いない。

「ワールドカップなんかに大金を投入するぐらいなら俺たちの生活を助けろ!!」という人たちの気持ちはわかるけど、そこはワールドカップでありブラジルである。イタシカタナイところだろう。

モタモタしてたら開幕まで時間がなくなってきたので、ここからは残りのD~Hの5グループをグループごとにご紹介していく!スンマッセン(*´Д`)

グループD各国代表の注目選手

ウルグアイ

ディエゴ・フォルラン(FW/セレッソ大阪)

やはり日本人として注目したいのはこの人だね。今シーズンからセレッソ大阪に加入したストライカーである。

マンチェスター・ユナイテッドやアトレティコ・マドリード、インテル・ミラノなどのビッグクラブで活躍してきた選手であり、なんといっても前大会の2010南アフリカワールドカップでFIFAゴールデンボール賞(大会最優秀選手賞)を獲得しているのが素晴らしい。

セレッソ大阪ではまだ本調子とは言えないが、世界の、代表の舞台では本来の力を発揮するだろう。

35歳と年齢的にはベテランの域だが、この人にはそんなに関係ないと思う。南米開催ということでモチベーションも高いはずである。

ルイス・アルベルト・スアレス(FW/リバプール)

この人を日本語で表現するなら「怪物」。天性のストライカーである。圧倒的な瞬発力と決定力を持ち、信頼性の非常に高い選手である。

最近のリバプールの試合を見ていても「仕上がっている」と言える。代表チームとの相性も良く、活躍必至であり、得点し出したら止まらない選手である。

コスタリカ

つい先日、日本代表とエキシビジョンマッチを行い、1-3で日本にやられたチームである。ちなみにFIFAランキングでは34位で、コスタリカ代表の方が上位である(日本代表は47位)。

FIFAランキングほどあてにならないものはない。目安にすらならない。テニスと一緒だね。何事もスポーツはやってみないとわからない場合が多い

注目したい選手は、う~ん…特にナシ(;^ω^)

イングランド

ウェイン・ルーニー(FW/マンチェスター・ユナイテッド)

サッカーファンであれば知らない人はいないスーパーストライカー。得点能力は非常に高い、高すぎる。調子が良ければスアレスとの点の取り合いに注目したい。

17歳から代表として選出されており、イングランド代表での最年少得点記録を持っている選手である。

前々回・前回のワールドカップではショボイ結果に終わっただけに、今回は!と期待してしまう。

心配なのは短気が爆発してレッドカードをもらうことだけである。

植毛したことでも有名であるが、植毛がサッカーに悪影響を与えることはないだろう。25歳でハゲてしまったらしいけど、確かに早いよね。

スティーヴン・ジェラード(MF/リヴァプール)

イングランドの中盤と言えばこの人である。今も昔も監督・選手から絶大な信頼を集めることができる選手で、どんなチームでも支柱となれる選手である。

とにかく存在感がすごい。いてくれないと不安になる。

フランク・ランパード(MF/チェルシー)

なんとなく地味だが堅実なプレーをするので好きな選手である。ジェラードとともにイングランド黄金期を支えてきた選手で、ルーニーおよびジェラードをサポートできるのはこの人ぐらいだろう。

また、故障が少ないところが一流の証である。

※ベッカム、オーウェン、ウォルコット、ジョー・コール、キャラガー、キャンベル、アシュリー・コール、ジョン・テリーなどなど…よくぞここまで揃ったな!!と思わせてくれた昔のイングランド代表と比べたらルーニーの髪とともに選手層が薄くなって寂しい限りである。

イタリア

マリオ・バロテッリ(FW/ACミラン)

イタリアの「スーパーマリオ」がこの人。190㎝近い長身とモヒカンでとにかく目立つのですぐわかる。

見た目に違わず素行が悪いことでも有名である一方、サッカーの実力は素晴らしいものを持っている。特にスピードとキープ力、得点決定力には感心させられる。

どんな国でもチームでも、チームを代表するストライカーというのはわがままで素行が悪いことが多いし、ある意味では仕方ないと思う。

それくらいないと敵・味方を押しのけて得点を量産することはできないからね。

ダニエレ・デ・ロッシ(MF/ASローマ)

2006年のドイツワールドカップで優勝を経験している選手である。自国愛が強く、イタリア国民からの信頼が厚い選手である。

同世代のチームメイトであるリッカルド・モントリーヴォが負傷によりワールドカップ出場を断念することになり、今大会は「モントリーヴォのためにも」との想いも語っている。

モントリーヴォも素晴らしい選手だが、デ・ロッシにその穴を埋める力は十分にある。

グループD!勝手につぶ予想!!

 

1位 ウルグアイ 2勝(イタリア・コスタリカ)1敗(イングランド) ※得失点差で1位
2位 イングランド 2勝(ウルグアイ・コスタリカ)1敗(イタリア) ※得失点差で2位
3位 イタリア 1勝(イングランド)1敗(ウルグアイ)1分(コスタリカ)
4位 コスタリカ 2敗(ウルグアイ・イングランド)1分(イタリア)
  • ウルグアイはスアレスの得点力が大きいと思うし、フォルランは得点力とともにアシスト力にも優れた選手である。フォルランがスアレスに勢いをつければ得点を防ぐことは難しいだろう。
  • イタリアはバロテッリの調子はいいと思うけど、代表の一人として機能するのか疑問が残る。デ・ロッシのサポートが必要不可欠だろう思う。
  • 個人的にはイングランドに頑張ってほしいが、全体的な戦力がさみしい気がする。ルーニーがノってくればおもしろくなるけど、そんな気配は感じられない。イングランドで今怖いのはランパードかもしれない。

いろんな要素が渦巻いているけど、グループDはイタリア次第でおもしろくなると思う。期間中は目を離さず見てほしいね。

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