12月~3月まで4人家族の冬の生活費はどれくらいかかる?最低ラインを算出してみよう
暖房、冷房の必要がなく比較的気候が温暖な春・秋と比較すると、12月~3月までの冬の期間は、衣服費も暖房や冷房などにかかる光熱費なども他の季節と比較するとかなりお高めになるかもしれませんよね。
でも、できればそんな冬場の生活費を節約して、ゆとりある生活を送りたいと誰しも思うのではないでしょうか。
そんな「生活費をできるだけ節約したい!」と思っている方のためにここでは、4人家族の一般的な冬の生活費はどれくらいかかるのか、また、節約した場合の最低ラインはどのくらいなのかについて解説させて頂きたいと思います!
今年の冬は、節約にいそしみ、生活費を抑え余ったお金を貯蓄に回したい!という方は、ぜひ、以下の記事を読んでみてくださいね。
目次
4人家族での冬の期間の一般的な生活費内訳の例
一般的な4人家族の平均的な生活費は1か月で33万6千円ほどといわれています。
その生活費の内訳は
- 水道光熱費・・・2万円前後
- 通信費・・・1万6千円~3万円ほど
- 食費・・・4万円~6万円ほど
- 日用品費・雑費・・・2万円ほど
- 保険料・医療費・・・2万8千円~4万円
- お小遣い・・・3万円ほど
- 家賃・住宅ローン・・・0円~10万円ほど
となっております。
1か月の平均は上記では4人家族で33万円ほどとご紹介しましたが、あくまでも平均なので、家賃や住宅ローンがない場合はこれより10万円ほど安くなる場合もあります。
さらに、水道光熱費や通信費、保険料や医療費をより節約されているご家庭の場合は、4人家族でも33万円も1か月にかからない場合もあります。
ある調査によると12月~3月の4ヶ月間での4人家族の生活費の平均は、
- 12月・・・342,531円
- 1月・・・323,294円
- 2月・・・296,139円
- 3月・・・356,602円
となっており、これを合計すると1月~3月にかかる4人家族の生活費の平均は1,318,566円となります。
暖房として石油ファンヒーターを使う場合はもう少し加算されるでしょう。
意外とたくさんかかると感じた人も多いのではないでしょうか。
普通に生きているだけでお金がかかるっていうのをしみじみ実感させられますよね。
この12月~3月の冬の期間の4人家族の生活費をどのようにしたら大幅に節約できるのか、以下で詳しく解説させて頂きますね。
冬の期間の4人家族の生活費の最低ラインとは?
上記でご紹介しましたように、12月~3月までの冬の期間は1か月あたり平均33万円で、4カ月合計すると132万円ほどとなっています。
結構、たくさんかかりますよね!
住宅費は固定だから減らせない
生活費の中で最も出費が大きいのが住宅費です。
でも、住宅費の節約は賃貸であればより賃借料の安い物件を探すか、住宅ローンの借り換えをして毎月のローンの支払いを少しでも減らすか、親と同居して住宅費を極力浮かせるなどしないと大幅に節約することが難しい費目でもあります。
食費は減らしやすい
上記の生活費の中で一番減らしやすい費目はなんといっても食費です。
食費を減らしたい場合はまず現状を把握するために1週間家計簿をつけてみましょう。
もし1週間の食費が1万5千円ほどだったら、週に5千円節約すれば月に6万円ほどだった食費を4万円ぐらいまで減らすことができます。
さらに、高い食材を使用している場合や使わなかった食材を捨てることがある場合は、安い食材を購入したり、食材を余らせることのないように計画的に購入したりすれば、もっと食費を減らせるでしょう。
今まで利用していたスーパーから業務用スーパーに変え、お肉や魚などは国産のものではなくブラジル産など外国産のものを買うようにすれば節約につながりますね。
また、スーパーへ買い物に行くときは献立を決めておき、必要なものしか買わないようにして、行く頻度も少なくしていくと4人家族で10万円も食費がかかっていたとしても2万6千円ほどに節約できるようです。
当然、お菓子なんかは買えなくなっちゃいますが…。
4人家族の食費の平均が6万円なので、この方法を活用すれば一気に3万4千円も節約出来ちゃいますよね。
この節約できた分を住宅ローンの繰り上げ返済に回せば、毎月の住宅費も節約できます!
電気代節約はアンペア変更という手も
毎月の電気代も契約アンペアを最低の10アンペアに変更し、電化製品を最低限しか使用しない超アナログ生活に変更できれば、1か月の電気代を500円に抑えることができる場合もあるというから驚きです!
そもそもアンペア変更ってなんですか?という質問もあると思いますが、以下のページで詳しく解説されています。
現在のご契約アンペアの確認方法(東京電力エナジーパートナー)
1か月500円は無理でも、10アンペアから60アンペアまである契約アンペアを現在より少ないアンペアに変更し、極力電化製品を使用しないように工夫すれば1か月500円とはいかなくても毎月の電力量をかなり抑えられるでしょう。
東京電力の場合、50アンペアを20アンペアに変更すれば、1か月843円も節約できますから、4カ月で3400円ほど電気代を節約できます。
ただし、電力の使用状況によっては必ずしも1か月の電気代は下がらず逆に増えてしまうこともありますので、極力電化製品を使用しないように気をつけなくてはいけません。
そのほかにもエアコンのフィルターをこまめにお掃除し、こたつやホットカーペットの設定温度を強から弱にするなど工夫すれば消費電力をかなり節約することができます。
契約の変更等については現在利用している電力会社の公式サイトを見たり、電話するのが得策でしょう。
まあアンペア変更なんて上級者向けなので、よっぽど困っている方以外は待機電力を減らす=使っていない家電のコンセントを抜くくらいの対策で良いと思います。
アパートやマンションなどの賃貸住宅の場合は難しいので、この方法は一戸建てを所有している人に限られると思います。
水道代はこまめに蛇口を締めて節約
水道代もお風呂の水をトイレの洗浄水やお掃除の水、お洗濯の水、洗車の水に活用し、歯磨きするときはコップに水をためて流しっぱなしにしないなど、工夫すれば水道代もかなり節約できます。
お小遣いも3万円から半分の1万5千円に減らし、保険も1万円以上する医療保険から掛け捨ての月3千円台の医療保険に変更すれば、両方合わせて2万円ほど生活費が節約できます。
通信費もスマホを格安スマホに変更し、ネットや光電話などのプランや契約会社を変更すれば、通信費は半分ぐらいには抑えられるでしょう。
そうすると1か月の生活費は、8万円ほど節約できると思いますので、4人家族で12月~3月までの4か月132万円かかっていた生活費を100万円ほどに節約することができます。
1か月33万円ほどだった生活費が25万円ほどに節約できるなんて嬉しいですよね!
まとめ
契約アンペア数を変更し、電化製品を極力使用しない無理のないアナログ生活にシフトチェンジし、お風呂の水も有効活用すると、水道光熱費をかなり節約できます。
さらに、家計簿をつけ使わなかった食材を捨てるような無駄なことをしないように食料品を計画的に購入し、お店に行く頻度を減らすと食費も倍以上節約できます。
お小遣いも減らし、日用品も無駄に買い置きしないようにすれば、より生活費を節約できます。
通信費も格安スマホを利用したり、契約会社やプランを見直したりすれば毎月の費用の半分は節約できるでしょう。
保険も貯蓄性はあるけれど支払い額が高いものから支払額の安い掛け捨てのものに見直せばかなり生活費が節約できます。
このように、毎日節約を心がけ、無駄を省いていけば、冬場の生活費をかなり節約することができるので、貯蓄を増やしたり、繰り上げ返済をして住宅ローンの残債額や毎月の支払額を減らし、ゆとりある生活をすることができるようになりますよ。
とはいっても、極度に節約しようと思うと窮屈な生活になってしまう可能性もありますから、上手くバランスをとってお金を使うべきときは使うようにしましょうね。