子供のカルシウム摂取量目安ってどれくらい?乳製品アレルギーでもカルシウムをとる方法

子供のカルシウム摂取量目安ってどれくらい?乳製品アレルギーでもカルシウムをとる方法

子どもの成長に大切なカルシウム。
大切と言われているけど、どうして大切なの?
最近では乳製品アレルギーの子も多く、カルシウムを乳製品以外で摂取したいと考える人も増えています。
子どもに大切なカルシウムの効率的な摂取法などご紹介します。

子供の成長に必要なカルシウムの目標摂取量や摂取法

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子どもにとって大切と言われているカルシウム。
どうして大切なのでしょうか。

子供の成長に必須!大切なカルシウムとは

カルシウムはなんといっても骨を強くするといわれている大切な栄養素です。

骨を強くするほかに・・・

筋肉を動かす力になる
神経や脳の情報伝達を促す力になる
血液を凝固させる

などなど、体にとってとても大切です。

カルシウムが不足すると・・・

骨折しやすくなる
精神が不安定になる
イライラし、集中力が欠ける

特に大切なのが子供の頃からの骨粗しょう症になりにくい体づくりです。
カルシウムを豊富にとるようにすることで骨密度を上げ、予防につながります。

子どもに必要な一日の摂取量とは

6~9歳・・・550~750mg
10~14歳・・・700~1000mg

だいたい子供のうちは平均して700mg前後摂取するといいと言われています。

カルシウムを多く含む食物とは

カルシウムを補うのは牛乳が一番と言われがちですが、そんなことはありません。
乳製品以外でもカルシウムをたくさん撮れる食物があります。

カルシウムを多く含む食品
野菜
ほうれん草、チンゲン菜、ブロッコリー、小松菜、カブ、枝豆、大根葉、キャベツ、オクラ、ケール、モロヘイヤ、春菊、パセリ
乾物
乾燥イチジク、干しシイタケ、高野豆腐、切り干し大根、アーモンド、ナッツ、サクラエビ
魚介類
イワシ、あじ、あゆ、わかさぎ、いかなご、しらす、さんま、ちりめんじゃこ、ししゃも、鮭、あさり、牡蠣、しじみ、ハマグリ
海藻類
あおさ、昆布、わかめ、のり
豆類
豆腐、大豆、小豆、納豆、おから、厚揚げ、あげ

カルシウムを活かす方法とは

カルシウムを多く含む食材を使って効率よく摂取する方法があります。

ほかの栄養素と一緒に食べることで吸収率アップ

一緒に食べるとカルシウムの吸収率が上がる栄養素があります。
ビタミンK、ビタミンD、マグネシウム、リンなどと一緒に摂取することをオススメします。
また、炭水化物(ご飯や麺類)などと一緒に食べると効果が上がります。

食事法で吸収率アップ

ただ、いいとされる食材を食べればいいと言うわけではありません。
何事もバランスが大切です。

バランスよく食べる・・・食事の時間や食事の量、食事の内容などバランスよく食べましょう
朝食をとる・・・朝から食べることで、カルシウムの吸収率が上がります
手作りのものを食べる・・・惣菜やインスタントはやめて手作りにこだわりましょう
間食を控える・・・甘いものはカルシウムの吸収を妨げるので控えましょう
体を動かす・・・外などで運動するとカルシウムの吸収率が上がります
カルシウムのとりすぎに気を付けて

カルシウム不足もいけませんが、過剰にとりすぎるとかえって成長を妨げるという話もあります。
最近はサプリメントなどもありますが、過剰にとりすぎる危険もあるので注意が必要です。
うまく食材を利用して食事する場合は、めったに過剰になることはないので、なんといっても手作り料理でとることがおススメです。
バランスよく、上手にカルシウムを取り入れたいですね。

まとめ

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骨や歯を強くしたい!とカルシウムに注目するのはとても良いことです。
たくさん食べるということではなく、毎日少しずつ食べる習慣をつけるということが何よりも大切です。
子どもにとっても大切ですが、大人にとっても気にしたいカルシウム。
骨粗しょう症予防だけでなく、動脈硬化や高血圧を予防できます。

子供はなんといっても成長に欠かせませんが、大人も老後を強く生きるために、骨はとても大切ですね。
子どもも大人もカルシウムを取って、強くたくましく成長したいですね。

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