季節が秋から冬に移り変わるといよいよ本格的な乾燥の季節がやってきます。もちろん、秋も乾燥の季節ではありますが、冬は気温も低く湿度も低い為、今まで乾燥を感じなかった人もカサカサ乾燥肌が気になり出します。

では、そんなカサカサ乾燥肌やかゆみを伴う乾燥肌を防ぐスキンケア対策を、いくつかご紹介しましょう。
今からでも対策すれば乾燥肌対策はばっちりですよ！

乾燥肌と湯温の密接な関係

意外に見落としがちなのがクレンジングや洗顔時の湯温なんです。ほぼ毎日お湯でクレンジングや洗顔料を洗い流していると思いますが、そのお湯の温度は適温ですか？

クレンジングや洗顔は30度以上37度未満で行う！

もちろんそれは、自分にとっての適温ではありません。熱～いお風呂や熱～いシャワーが好きな人は、クレンジングや洗顔の時にも熱いお湯を使いがちです。

それでは、肌に必要な油分まで洗い流してしまい余計にカサカサ乾燥肌を招いてしまいます。 クレンジングや洗顔料を洗い流すのに適した湯温は、30度以上36度未満です。

それ以下だと汚れが十分に落ちないし、それ以上だと肌に必要な油分まで落としてしまうので、この適温の範囲はきちんと守りましょう。

特に、浴室の中でクレンジングをしている人は要注意です。確実に湯温は36度を超えています！なので、クレンジングは洗面所でした方が無難ですよ。

「適量」を侮ってはいけません！守るべき化粧品の適量とは

普段何気なくスキンケア化粧品を使っていませんか？
でも、スキンケア化粧品は適量を使わないと十分に潤ってはくれません。

購入する際に店頭で美容部員さんからしっかり化粧品の使用量を確認したり、化粧品の説明書きをきちんと読んだりして、適量を把握する必要があります。

そうでないと、せっかく乾燥対策をしていても効果が半減してしまいます。なので、店頭でなら実際に手につけてもらって適量を認識しましょう。

また、化粧品サンプルを貰ったからと言って、それをちょこちょこ使うのはやめましょう。特に小さな袋に入っているサンプル品は、使用量一回分しか入っていません。一度開封したら一回で使い切りその効果を実感して下さい。

生活習慣を見直すのも大事な乾燥肌対策です！

スキンケアの基本的なことを見直すのも乾燥肌対策として重要ですが、日々の生活の中にも乾燥肌対策はあるんです。それは、規則正しい生活をしてしっかり栄養を取る事です。

肌のゴールデンタイムにお布団に入る

睡眠不足だと肌の新陳代謝がスムーズに行われず、肌表面はいつまででもカサカサしたままです。

特に、肌の新陳代謝が活発な午後10時から午前2時のゴールデンタイムには就寝しているのが理想です。でも、中々10時に就寝なんて難しいですよね。

そんな人は遅くとも午前０時までには就寝して、肌の生まれ変わりがスムーズに行われるようにしましょう。 また、食生活を見直す事も乾燥肌対策になります。

栄養バランスの整った食事を摂る

偏った食事やインスタント食品ばかりでは、お肌の乾燥は防げません！炭水化物とタンパク質を適量摂取して、尚且つ野菜や果物も意識的に摂取しましょう。

また、ビタミンＡ、Ｂ，Ｅは特に乾燥肌対策に有効な栄養素です。青魚や緑黄色野菜に海藻類、大豆、乳製品、レバーや魚介類、ナッツや植物性油は意識して普段の食事に取り入れるようにしましょう。

ダイエットの天敵として嫌われている油ですが、摂取しなさすぎはカサカサ肌の原因にもなってしまうので、極端な摂取制限はやめましょう。

乾燥の原因は日常生活にも潜んでいます

もうすでに使っている人がほとんどだとは思いますが、これからどんどん寒さが増してくるとストーブやヒーターを使う機会が増えてくると思います。

でもそれは、乾燥肌を助長させてしまう原因にもなってしまうんです。ストーブやヒーターを使う場合には、小まめに換気を行ったり加湿器等を併用したりして、室内の空気が乾燥しないようにしましょう。暖房器具は、予想以上に冬の肌をカサカサ肌へと導いてしまうのです。

洗顔料は絶対ではありません！

スキンケア方法の中でもう一つ注意点があります。それは、あまりにも乾燥している時は洗顔料の使用を控えても問題ないという事です。

一日の内一度も洗顔料を使わないのは、肌表面の汚れが落としきれていない可能性があるので、夜だけは一日の汚れを落とす意味でも洗顔料を使って洗顔して下さい。

でも、冬の乾燥している時期は、朝の洗顔は洗顔料を使わず、ぬるま湯洗顔でも大丈夫ですよ。もちろん、適温は守って下さいね。

ざっと簡単ではありますが、冬の乾燥肌対策をご紹介しました。自分の肌状態を見ながら、しっかりカサカサ肌対策をして、冬のスキンケア対策をばっちりにして下さいね。