断ってもOK!業者に見積りを出したけど断る場合の断り方・例文

断ってもOK!業者に見積りを出したけど断る場合の断り方・例文

引っ越しや造園、電気や水道、ガスなど何らかの業者に工事をしてもらうときに見積もりを出してもらうことってよくありますよね。

ですが、多数の業者に見積もりを出してもらい、検討した後、採用した業者以外のいくつかの業者に断りを入れなければいけない場合もあるでしょう。

もう、何回か断りを入れたことがあるのであれば、特に問題はないのですが、これまで見積もりを出してもらったこともなければ、断りの連絡を入れたこともない場合、どのように断りの連絡をすればよいのかわからなくて困ってしまいますよね。

そんな、これまで業者に見積もりを出してもらったのに断りを入れたことがない方のために、ここでは、業者に見積りを出したけど断る場合の断り方&例文をご紹介させて頂きたいと思います。

「数社見積もりを出したけれど、1社しか採用しなかったので、他の見積もりを出してもらった会社に断りを入れる方法を知りたい!」という方は、要チェックです!

なお、ここでは文書での断り方をまとめていますが、当然ながら電話で連絡するほうが早く済みます。ですので、無駄な手間なくさっさと面倒事を片付けたいという方は電話で連絡してみるのも良いかも知れませんね。

複数社に見積もりをしたら断りがあるのも当然

引っ越しや造園、水道やガス、電気などの工事が必要になることってよくありますよね。

どうせ工事をしてもらうのであれば、技術の高い業者にお手頃な金額で工事してもらいたいと思うのが一般的だと思います。

もし、より良い業者をチョイスしたいのであれば、数社から見積もりを出してもらい、選ぶのがベストな方法だと思いますが、その場合、1社しか採用できないので、残りの数社には断りを入れなくてはいけなくなりますよね。

せっかく手間をかけて見積もりを出したのに、断りを入れられるというのは、相手の業者にとってもあまり良い気分のしないものですから、断りを入れる場合には、相手に嫌な思いをできるだけさせないように気を使わなくてはいけません。

では、どうすれば相手にあまり不快な思いをさせることなく断りを入れることができるのでしょうか。

見積もりしてもらったのに断りを入れる場合に伝えるべきことは?

まず、相手に失礼のないように見積もりを出してくださったのに採用しなかったことのお断りを入れるときには、
相手に見積もりを出してくださったことに対するお礼の言葉を述べなくてはいけません。

そのあとに、なぜ出してくださった見積もりをお断りするのかその理由を説明する必要があります。

例えば、「この度は、お見積もりをだしてくださり、本当にありがとうございました。私共で検討した結果、本当に恐縮ではありますが、予算が合わないため、今回提出してくださった見積もりの採用を辞退させて頂くことになりました。お忙しい中、見積りを作成していただいたのに、本当に申し訳ありませんでした。」と言うようにです。

また、これで終了というわけではなく、今後も引き続きお付き合いをしていくということを伝えるために、「また、今後御社のサービスを利用する機会がありましたら、その際は何卒宜しくお願い申し上げます。」というような表現で、引き続き関係性を続けていくことを伝えましょう。

それでは、書面で断りを入れる場合の例文を以下にご紹介させて頂きますね。

書面で断りを入れるときの例文

☞書面で出してもらった見積もりの断りを入れる場合の例文
○○株式会社 御中
○○部 ○○課

○○○○様

お世話になっております。
先般、御社に水道工事の見積もりを
お願い致しました○○と申します。

この度は、お忙しい中工事料金の見積もりを
提出くださり、ありがとうございました。

せっかく見積もりを出して頂いたのですが、
私共の予算と合わなかったため、
今回の見積もりの採用を辞退させて
頂きたいと思います。

お忙しい中、見積りを作成して頂いたのに、
本当に申し訳ありませんでした。

また、今後御社のサービスを利用する機会が
ありましたら、その際は何卒宜しく
お願い申し上げます。

〒000-0000
○○県○○市○○0-0-0
○○○○
TEL:0000-00-0000
Mail:○○@○○.com

まとめ

業者に見積もりを出してもらったのに、断るときに大切なのは、相手に対して誠意をもって伝えることです。

誠意というのは、相手に忙しい中見積もりを出してもらったことに対する感謝と、なぜ、断ることになったかという理由を正確に伝えること、また、今回は残念な結果となったのだけれど、今後も機会があれば取引をする場合があるので、関係性をつなげていきたいということをきちんと伝えることです。

このように誠意を持った対応さえできていれば相手に嫌な思いをさせることなく断りを入れることができます。

もし、文書で断りを入れるときにどのような文章を書いていいのかわからない場合は、上記でご紹介致しました例文を参考に文書を作成してみてくださいね。

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