[ワールドカップ連載・第35回] 独断と偏見によるブラジルワールドカップ戦力分析~グループH~
ども~。つぶおです~。
いよいよ明日6月13日に開幕する2014ブラジルワールドカップ。
ここにきていろんな残念なニュースが届き始めている。
一番の大事は、フランス代表・リベリーの離脱。フランスの勝敗を左右する重要な選手だけにこれはフランスにとっても、大会全体にとっても大きな損失だろう。
さらに、ポルトガルのスーパースター、C・ロナウドも体を痛めており、本選ではどんな動きになるか不安。
さらにさらに、ウルグアイのエース・ストライカーであり、プレミアリーグ得点王のスアレスも膝を痛めて調整中などなど…
ケガしてしまったものは仕方のないこととは思うけど、せっかくのワールドカップなので、各国万全の状態での戦いが見たいところである。
それでは、グループ紹介最後の組、グループHを見ていこう!!( `―´)ノ
目次
ベルギー
ロメル・メナマ・ルカク(FW/エヴァートン)
コートジボワールの英雄、ドログバと比較されることも多い、ベルギーのエースストライカー。
アフリカ人特有の強靭な肉体と身体能力。そして、スピード・決定力は素晴らしいものがある。ベルギーのスピードサッカーの核となるのはこの選手である。
ケヴィン・ミララス(FW/エヴァートン)
U-16ベルギー代表から活躍している選手で、26歳にして代表歴は10年を超える。
そして、フランス・ギリシャ、イングランドでのプレイ経歴があり、各国のリーグで年々成長を重ねている。
今大会では体のコンディションに少し不安はあるが、万全であれば活躍必至の選手である。
《総評》
今大会のヨーロッパ予選を10戦無敗の強さで突破。スピードサッカーが基本スタイルで、カウンター攻撃を中心に鮮やかなサッカーを展開する。
ベルギー代表史上最強の呼び声も高く、グループリーグだけでなく、大会全体を通して注目すべき国である。
アルジェリア
ソフィアヌ・フェグリ(MF/バレンシア)
フランスの英雄ジダンの再来とも評価されるテクニシャン。プレイへのアイデアとひらめきがこの選手の大きな武器で、キープ力・突破力にも優れた才能を発揮する。
ナビル・ギラス(FW/ポルト)
有り余るほどのパワーから豪快なゴールを量産するストライカー。セットプレイやポストプレイにおいてもポイントとなる選手で、フィジカル・決定力・戦術理解力に優れた選手である。
イスラム・スリマニ(FW/スポルティング・リスボン)
アフリカ予選では代表最多となる5得点を記録したストライカー。最前線でも当たり負けしない強靭なフィジカルと素晴らしい瞬発力が大きな特徴で、空中戦でもその強さを発揮する。
《総評》
アフリカ予選では苦しい戦いを強いられたがなんとか出場権を獲得した。
攻撃陣はテクニックと安定感のある選手が揃っている印象だが、守備陣には不安がある。得点をしっかりと守りきることが勝利への課題だろう。
ロシア
アレクサンドル・ケルジャコフ(FW/ゼニト・サンクトペテルブルク)
ワールドカップ経験豊富なベテランフォワード。スピードと瞬発力に優れた選手で、広い視野からスペースを見極め決定力を発揮する。ワールドカップ予選では5得点を記録しており、状態は万全だといえるだろう。
波乱万丈な選手生活の中で得てきた経験をロシアの勝利に結びつけることができるか。
《総評》
名将カペッロ監督のもと、ソビエト解体後3大会ぶり3度目の出場を決めた。
全選手がロシア国内のクラブで活躍する選手だが、それが本大会では吉と出るか凶と出るか…。
韓国
《総評》
「強かった」韓国代表の姿は今はなく、「韓国のカリスマ」ホンミョンボ監督のもと、辛うじて本戦出場を決めた。
強化試合の時点で「ニセ背番号」作戦を展開、そして作戦は不発、ガーナ代表に0-4で負けるという失笑試合を展開してくれた。
ルール違反ではないかもしれないが、ワールドカップということ、そしてスポーツというものをもう一度考えてもらいたい。もっと言えば、韓国代表ということはアジア代表でもあるということも自覚してもらいたい。日本とか他のアジア地域の国が迷惑するでしょうが!
本戦ではどんな「奇策」いや、「奇行」に出るか非常に心配である。
グループH!この試合は見たい!!
6/18(1:00~) ベルギーvsアルジェリア
6/23(1:00~) ベルギーvsロシア
6/27(5:00~) 韓国vsベルギー
※時刻は日本時間
グループH!勝手につぶ予想!!
1位 ベルギー | 3勝(ロシア・アルジェリア・韓国) |
2位 ロシア | 2勝(アルジェリア・韓国)1敗(ベルギー) |
3位 アルジェリア | 1勝(韓国)2敗(ベルギー・ロシア) |
4位 韓国 | 3敗(ベルギー・ロシア・アルジェリア) |
2014ブラジルワールドカップの総評
今大会の代表国とグループリーグの組み合わせを見てみると、うまいこと非常にバランスよく各国が配置されたね。これはおもしろい!
どのグループも見どころがあり、見なくてもいいと思えるグループは1つもない。どのグループも十分に楽しめる。
冒頭に触れたスターたちの離脱やケガの情報は悲しいけど、ワールドカップなどの大きな大会にはこういったハプニングは付きものでもある。
リベリーが抜けたことでフランスの攻撃陣は機能するのか。スアレスを欠いたウルグアイや、C・ロナウドを欠いたポルトガルは攻撃量が半減してしまう。残念でならない。
ケガの選手たちには調整をしっかりして是非出場してもらいたいところである。
明日の開幕に向けて僕つぶおは準備万端である。ワールドカップ全試合を観戦し、試合後の速報から試合分析までレポートしていくので、ワールドカップ観戦する人もしない人も、このサイトをチェックしてくれ!!
そして、睡眠不足人口が爆発的に増えるこの時期、職場や学校で眠そうな人がいても大会中は大目に見ていただきたい。
みんなで4年に一度のサッカー祭りを楽しもう!!(((o(*゚▽゚*)o)))
64年ぶりのブラジル大会は、6/13(5:00~)のブラジルvsクロアチア戦からスタートだ!!