お互いwin-winになれるよその子の叱り方とは。迷わず叱れるようになるために必要なこと
あなたはよそのお子さんを叱ったりすることがありますか?
正義感が強く、悪いことをしたり、危険なことや常識的に間違っていることをしたりしたら、よそのお子さんであっても強く叱る方もいらっしゃるかもしれません。
でも、ママ友が小さなお子さんをつれてお家に遊びに来たときなど、そのお子さんがいたずらをしていてもママ友との関係が悪くなってしまうことを恐れて優しく注意することもできない・・・という方もいらっしゃると思います。
そんな、よそのお子さんに対しどのように叱ったらよいのかわからない・・・という方のためにここでは、叱るほうも叱られたほうもお互いにwin-winになれるような叱り方と、よそのお子さんに対し迷わずに叱れるようになるために必要なことをご紹介させて頂きたいと思います。
自分が叱らなかったことでよそのお子さんが危険な目にあったら大変なので、そうならないためにも、よそのお子さんに対しての叱り方がわからない方は、ぜひ、以下の記事を読んでみてくださいね。
目次
よそのお子さんを叱るときのポイント
家庭によりしつけ方法が異なるので怒鳴り散らすのはNG!
もし、叱る対象のお子さんがまだ入園前の小さなお子さんだった場合は、相手の親御さんがいる場合は強く叱る必要はないと思います。
それは、それぞれのご家庭でのお子さんへのしつけの仕方が異なるから。
「あまり叱らないしつけ」を行っているご家庭の小さなお子さんがお家に遊びに来ているときにいたずらをしたとしてもそのお子さんに危険が及ぶようなシチュエーションでなければ、一言声掛けするぐらいに押さえておきましょう。
おもちゃを壊そうとしていても叱らず、おもちゃを移動させるなどして対処します。
大きな声で叱り飛ばしたり、手をあげたりせず、自分の持ち物やその子に危害が及ばないようにさりげなくものは移動させ、叱るとしても「玩具が壊れちゃうからダメよ~」と優しく言い聞かせるようにするのがポイントです。
物事の善し悪しがわかる年齢ならきちんと叱る
お子さんが5歳や6歳になってきたり、小学生上がるとやっていいことと悪いことの判断がつくようになります。
ですので、もし、お子さんのお友達が遊びに来たときに、お部屋を走り回ったり、物を投げたりしているときは、そんなことをしてはいけないと怒鳴り散らすのではなく、「人にあたると怪我するからダメよ!」はっきりとした言葉で注意しましょう。
小学生のお子さんの場合は、よほど聞き分けの悪いお子さんでない限りは、びしっと注意すれば危険なことやお家に迷惑がかかることはやめてくれるはずです。
なかなか帰ってくれなさそうなら「お家の人が心配するよ」と注意
さらに、夕方5時過ぎてもなかなか帰ろうとしないお友達に対しては、注意するのではなく、「うちは、これから用事があるので今日は5時までね。○○くんのお母さんも心配するからね。」と優しく言えば、だらだらと遊ばずすぐに帰ってくれるようになりますよ。
よその子が怪我をした時の責任はあなたに降りかかります!
気を付けなくてはいけないのは、お子さんのお友達がお家に遊びに来ているときに怪我をしたら、お家でお子さんたちを見ていたあなたが損害賠償を請求されるんです!
できるだけよそのお子さんは注意したくないからといって危険な行動をしているときに放置していて、けがなどをしたら、相手の親から訴えられるのは保護者であるあなたなので、よそのお子さんとはいえ、そのお子さんがけがをしそうな危険な行動を起こしそうになっているときは、臆することなくしっかりと注意し、そのお子さんがけがをしないように気を付ける必要があるのです!
まとめ
上記でご紹介しましたように、よそのお子さんとはいえあなたの家で遊んでいるときに何かあったら、損害賠償を請求されるのはお家でお子さんたちを見ていたあなたなのです!
いつもそのお子さんの親御さんの手前よそのお子さんにはおいそれと注意することができない・・・というスタンスでいて、危険なことが起こる前に注意しないことが原因でけがをしてしまうと、相手の親に非難されたり訴えられたりして大変なことになってしまうケースだってあるのです。
ですから、よそのお子さんがお家に遊びに来た時などは、よそのお子さんとはいえ、そのお子さんが危険な目に合わないように、危ないことをしようとしているときは、きちんと叱ったり注意するようにしましょうね。
もちろん、何かあった時の責任をとるのが嫌だからという理由で遠回しによその子を適当に扱うのもダメ。
ママ友の子を預かるのであれば、親同士で「悪いことしたらきちんと叱っていいからね!」という協定(?)を結んでおくことが大事。
また、ママ友に子供を預ける場合、「ママ友に自分の子供を預ける時の責任は全て相手にある」なんて思ってはダメです!
怪我をしてしまった時は、きちんとしつけをしていなかった親も悪いんです。不十分な法律の知識を振りかざしたところで意味はありません。
本当に大切なのは、子供には正しいしつけをするということです。それは自分の子供であってもママ友の子供であっても同じこと。
なぁなぁでやり過ごすのではなく、責任をもって自分の子供も、よその子もしつけをしていくことが大事ではないでしょうか?