梅雨対策!除湿機で湿気とカビ対策を万全に!除湿機選びのポイントをまとめました!

梅雨対策!除湿機で湿気とカビ対策を万全に!除湿機選びのポイントをまとめました!

ようやく心地よい春を迎えたかと思ったら、ジメジメした梅雨はもう目の前(涙)

2014年の梅雨予想は先日お伝えしましたよね。

2014梅雨入りはいつ?沖縄と東京の予想と例年の平均を比較!

雨の多い梅雨の時期。心配なのが湿気です。

湿気が多いとカビが生えたり、気付いた時にはとんでもない事態に(涙)

今回は、そんな事態を未然に防いでもらうべく、 湿気対策の強い味方「除湿機」について取り上げてみるコトとしました!!

除湿機選びのポイントや、お勧めの除湿機などもご紹介しちゃいますよ♪

まずは最低限必要となる除湿機の容量を知ろう!

除湿機と言っても、大きさや性能はさまざまですよね。

まずは性能につい考える前に、必要となる除湿機の容量を決定しましょう。

お部屋の広さと除湿能力の目安はこのようになっています。

周波数 除湿面積 畳数(目安) クラス
和室 洋室
50Hz 7畳 14畳 6リットル
9畳 18畳 8リットル
11畳 23畳 10リットル
18畳 35畳 16リットル
20畳 40畳 18リットル
60Hz 7畳 14畳 6リットル
10畳 20畳 8リットル
13畳 25畳 10リットル
20畳 40畳 16リットル
23畳 45畳 18リットル

(出典:ECナビ)

(ちなみに、周波数50Hz60Hzはお住まいの地域によって違ってきます。(参考:SHARP公式サイト))

これらの情報を踏まえ、アナタが東京にお住まい12畳のリビング(洋室)で使用する除湿機が必要な場合

6リットル

クラスの除湿機を選べばOKですね!!

除湿機には3タイプあることを確認しよう!

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除湿機には、大きく分けて3つのタイプがあります。

1)コンプレッサー方式

2)デシカント方式

3)ハイブリッド方式

これら3つのタイプには、それぞれに長所や短所があります。まずは、それぞれの方式について知っておきましょう。

ちなみに、おおまかな仕組みは、このようになっていますよ!!

コンプレッサー式 デシカント式 ハイブリッド式
タイプ コンプレッサー式

湿気を含んだ空気を冷媒で冷やし、余った湿気を蒸発器で結露させ排除。乾いた空気を放出します。
ゼオライト(デシカント)式

取り込んだ空気から、吸湿剤を用いて湿気を排除。乾いた空気を放出します。
ハイブリッド式

コンプレッサー式とデシカント式の構造を併用するタイプ。もっともパワフル&安定的です

(出典:ECナビ)

次に、それぞれの方式の性能などについて詳しく見ていきましょう!!

除湿機を賢く選ぼう-その1.コンプレッサー方式

これから梅雨~夏にかけての季節に最適なのが、この「コンプレッサー方式」です。

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(画像:http://www.kojima.net/ec/info/CKjCgG04001.jsp#humidification_20)
除湿機に内臓されたコンプレッサーが、室内の空気を冷却。冷却された空気が水分となって、除湿機のタンクに貯蔵されます。

水分が除湿機に回収されていますので、乾燥した空気を室内に放出し、湿度を下げてくれる仕組みです。

1)長所

・夏場に重宝

エアコンと同じ仕組みですので、夏場向きの除湿機です。

・除湿能力が高い

コンプレッサーを内臓していますので、高い除湿能力を発揮します。

洗濯物のお部屋干しにも、活躍してくれそうですね!!

「価格」「電気代」が安い

旧式の除湿機のため、価格や電気代がお手頃となっていますよ!!

2)短所

・湿気を冷却して除湿しますので、気温が低い冬場の使用には適していません。

・本体が大きくて、重いのが難点ですね。

以上を踏まえた上で夏場だけ利用できる安めの除湿機が欲しい!

というアナタに、こんな除湿機はいかがでしょう。ほどほどの価格でしっかり除湿でき、電気代も節約できるので、コスパはいいと思います。

価格もお手頃!!気軽に購入できそうですね!!

除湿機を賢く選ぼう-その2.デシカント方式

もう一つの方式が、この「デシカント」方式。コンプレッサー方式と違って、冬場に除湿能力を発揮します。

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(画像:http://www.kojima.net/ec/info/CKjCgG04001.jsp#humidification_20)

別名「ゼオライト方式」とも呼ばれ、除湿剤(ゼオライト)を含んだフィルターを通して湿気を除去し、乾いた空気を送り出してくれます。

1)長所

・コンパクトで静かなため、寝室などでの利用に適している。

・冬場の除湿効果が高いので、結露対策には最適!!

2)短所

・室内の温度を上昇させるので、夏場には不向き。

・ヒーターを利用するので、電力が高め。

コンプレッサー式除湿機の電気代計算

コンプレッサー式除湿機を運転した場合の電気代を計算します。条件は「消費電力250W(0.25kW)、1kWhあたりの電気代を24円」とします。

1時間あたりの電気料金は 0.25[kW] × 1[h] × 24[円/kWh]  = 6[円] となります。1日に10時間運転した場合60円の電気代が発生しますので、一ヶ月当たり1,800円程度の電気代が発生すると考えれば良いでしょう。

デシカント式除湿機の電気代計算

デシカント式除湿機を運転した場合の電気代を計算します。条件は「消費電力500W(0.5kW)、1kWhあたりの電気代を24円」とします。

1時間あたりの電気料金は 0.5[kW] × 1[h] × 24[円/kWh]  = 12[円]となります。コンプレッサー式除湿機の計算と同様、1日に10時間運転した場合、120円の電気代が発生しますので、一ヶ月当たり3,600円の電気代となります。500W級の除湿機は、テレビ数台分にも及ぶ大きな電力であり、月々の電気代に対して3,000円近い電気代増加は負担が大きいものと考えられます。運転時間や運転場所を制限することが、省エネルギーにつながります。

(引用:電気設備の知識と技術

デジカント方式だと、コンプレッサー方式の2倍程度の電気代がかかるという計算になりますね。

以上をご参考に、ちょっと高めですが、静かでコンパクトな除湿機を寝室に置きたいなぁという方にはこちらがおすすめ。赤ちゃんがいる方は注目ですね。

除湿機を賢く選ぼう-その3.ハイブリッド方式

最後に「ハイブリッド方式」についてご紹介しましょう。

ハイブリッド方式は、「コンプレッサー方式」と「デシカント方式」の2つを融合したタイプです。

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(画像:http://www.kojima.net/ec/info/CKjCgG04001.jsp#humidification_20)

夏場には「コンプレッサー方式」、冬場には「デシカント方式」で運転しますので、

年間を通してご利用できる優れものです!!

高性能なだけに、お値段もそれなりですね(汗)ただ、季節に関係なく使いたい除湿乾燥両方を使いたいのであれば重宝するとおもいます。

夏場のジメジメした部屋の空気、冬の乾燥した空気をこれ一台で解消してくれますからね。お値段はそれなりですが、数年使うことを考えると、まあ納得できるかなぁ?という印象です。

この際、思い切って購入を検討してみてはいかがでしょうか!?

ここまでお読みになったアナタ!!除湿対策も万全ですね!!

南穂注
余談ですが、私はハイブリッド方式の除湿乾燥機を使っています。
実際、あるのと無いのでは部屋の空気がかなり違いますよ。小さいお子さんがおられる方は必須だと思います。
空気が違うだけで風邪対策なんかもできますからね。早めに準備しておくのがいいと思いますよ。

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