「大人の対応」って具体的にどういう意味?「大人の対応」を考えてみる

「大人の対応」って具体的にどういう意味?「大人の対応」を考えてみる

大人対応って、具体的にどういう意味なのかわからないことが多いですよね。

とくに学生くらいだと、なぜぶつからずにスルーすることが大人の対応なのか?と思う人も多いと思います。

今回は大人の対応について考えてみることにしましょう。

大人の対応はスルーすること?

子供の目から見て、大人の対応というのは、当たりさわりなく過ごしているように見えるでしょうね。

子供だったら喧嘩するようなことでも大人になると、喧嘩をすること自体を避けるようになります。

良くも悪くも冷めているといっていいかもしれませんね。

大人になると、人と喧嘩している間に少しでも仕事を進めたいんです。

手を止めてまで人と喧嘩している時間がもったいないんですよ。

以前働いていた職場での出来事

以前働いていた職場で、朝一で全体ミーティングを開いていたのですが、

ある程度話し合いが終わり、仕事に取り掛かろうとしていた時にとある男性が発言しました。

男性の発言として、自分は別の仕事をしたいからミーティングの時間をずらして欲しいという主張をしたのです。

ミーティングするときはいつも10時からと決まっているのですが、その時に仕事をしたいから時間を

ずらせというんですよね。

普通に考えたら全体ミーティングの時間をずらすのではなく、自分の仕事を先にやってしまうか

後にやるかで決めればいいのですが、男性は全体ミーティングの時間をずらせと主張するんです。

さすがにみんなその主張に呆気にとられてしまい、しばし言葉が出てきませんでした。

所長が「考え方が間違っている」ということを指摘したのですが、自分の思い通りにならなかったせいなのか、

自分よりも立場の上の人間に対して「コノヤロー」とか乱暴な言葉を吐いていましたね。

結局その男性は、仕事を放棄して帰ってしまいました。

さて、この行動を読んでみて、あなたはどういう風に思いますか?

明らかに男性の行動は大人の対応をしているとは言い難いですよね。

しかもみんなの時間を使ってまで話す内容じゃないので怒りを通り越して笑ってしまいました。

ちなみにこの男性はまだ職場で働いていて、もう40歳近くになるんだそうです。

こんな大人、身近にいたら嫌ですよね。

大人の対応でみんなと差をつけよう!

大人対応とは、喧嘩をしてもスルーしたり、大事にしないようにすることが大切です。

時には大喧嘩するのもいいですが、やはり揉め事を作ること自体が大人の対応とは言えません。

あなたが大人の対応をすることで、周りの人間も徐々に大人の対応をするようになるでしょう。

喧嘩するときは相手をひるませる

大人の喧嘩は子供の喧嘩と違って、相手を叩いたりするような喧嘩はしません。

ほとんどが口撃することが多いのです。

相手の言葉を逆手にとって精神的ダメージを負わせるのが大人の対応でしょう。

北風と太陽作戦で相手に意地悪なことを言われたら親切な言葉を返してあげてみてください。

「バカみたい」と言われたら「ごめんね、頭悪くて」なんていわれたらそれ以上なんも言えなくなります。

悪口に対して否定せず、肯定することで相手はそれ以上言えません。

そんな場面に遭遇したら使ってみてくださいね。

同じ態度で接するのは子供のやること

喧嘩をするとお互いに喧嘩腰になってしまいますよね。

しかし、裏を返せば、相手と同じ土俵に上がらずスルーすれば大人の対応といえます。

相手が喧嘩腰になっていたら、自分は冷静に対応することも重要ですね。

冷静に言い返されることで逆上する人もいますが、周りから見ればそんな人はヒソヒソされるのがオチです。

まず、どんなときにもヒートアップしたりせず冷静になることが一番!

自分の感情に振り回されないようにしましょう。

喧嘩よりも本音をぶつけ合うことも時には大切

大人は冷静に判断するから大人の対応と言われていますが、時には相手と

本音でぶつかり合うことも大切です。

ぶつかり合うことで相手の考えもわかりますし、自分の言いたいことも理解してくれるでしょう。

すべて大人の対応をしてスルーしてしまったら、本音で相手とぶつかり合うことができなくなってしまいます。

とくに恋愛関係になると、どちらかが不満を溜め込んでしまうと爆発しますし、

爆発した時に大人の対応でスルーされたら、自分の話を聞いてくれないと思ってしまいます。

そうなると何を話しても無駄と思ってその人とはそれ以上深い関係になれません。

恋愛だけじゃなく、人間関係を構築する上で、時にはぶつかり合うことも必要なのです。

大人は話し合いで決着をつける

子供は言い争いになって喧嘩をしてしまいますが、大人の対応というのは、

冷静に会話をして感情を抑えることで話し合いで決着をつけます。

子供は自分の主張が通らなくなると癇癪を起こしたり、危害を加えようとしますよね。

大人になるためには、まず冷静になることが一番です。

まとめ:大人の対応をすると周りも変わってくる!

いかがでしたでしょうか?

大人の対応をするということは、精神的に成長しているということです。

周りに子供のように言い争いをしている人がいたら、まず落ち着かせてあげてください。

そして冷静に話し合いができるようにしてあげれると、大人の対応ができていることになります。

この記事があなたにとって役に立つ事を祈っています。

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