気分が晴れないし乗らない時はどうする?今すぐ出来る気持ちを軽くする対処法まとめ
なんだか気分が晴れない。ちょっとしたことでイライラしたり、モヤモヤしたり。
そんな時ってありますよね。人間だから当たり前なのですが、できれば気分よくすっきりしたいものです。
植物が枯れかけていたらお水をあげたり、土を変えたりしますよね。
同じように、自分の心にもちょっとした元気のモトをプレゼントしてあげましょう。
まずは環境を変えよう
人間は環境に左右されやすい生き物です。
いつも居る場所の雰囲気を変えてみてはいかがでしょう。家や、行きつけのお店、職場のデスクなど。
とくに五感にうったえるものを変えると、気分も変わりやすいようです。
視覚から変えていこう
お部屋の模様替えをするなら「色」に注目して変えてみてもいいですね。普段、シックなモノクロなどを好む人も、気分が晴れないときは優しい「ピンク」や「オレンジ」などに囲まれれば、明るく穏やかな気持ちになれます。
また「ブルー」や「グリーン」は尖った心を落ち着かせ、集中力をあげる効果もあるので、仕事がうまくいかないときなどにいいですね。赤や紫は逆に神経を興奮させる効果があるので、気分がひどく落ち込んでいるときなどは効果的です。
いろんな音楽を聴いてみよう
好きな音楽を聴くと心が晴れるのはもちろんですが、聞いたことがないジャンルにもいろいろな癒し効果があります。
たとえばオルゴールなどは森の音などに近いリラックス効果があるとされています。
オルゴールの響きが脳幹を刺激することで、自律神経の働きが正常になり、血流改善や体内の老廃物の排泄が促進されることが学会で認められつつあります。
また、オルゴールから高周波を除いた音では血流が減少すること、22キロヘルツ以上の高周波だけを流しても人体には何の変化も起こらないことなどが分かっています。
現在オルゴール療法は、リウマチ、脳梗塞、アルツハイマー、冷え性、うつ病など、およそ120~130種類の病気に対し、5000件以上の回復例が報告されています。
出典:http://www.daiwa-pharm.com/info/onko/418/
またメタルなどの激しい音楽は、ストレス発散などの作用があるとされています。
普段聞かないジャンルも挑戦してみれば、意外とはまるかもしれませんよ。
匂いは心に作用する
認知症にアロマが効果的であるという研究結果があったように、「匂い」は脳に強く働きかける効果があります。懐かしい匂いで記憶がよみがえることもありますよね。心を落ち着かせるにはラベンダーなどのアロマが有名です。
好きな匂いをひたすらかぐのも手です。私は日に当てたお布団のにおいが好きなので、気分が落ち込んだときには布団を干します。
香水なども普段使いではなく、元気になるためのお気に入りを一つ用意して、落ち込んだときに使ってみるのも良いですね。
触ることが癒しになる
今、幼稚園などで子供達に陶芸をさせるところが増えています。土などに直接触ることで情緒が安定するそうです。「ひんやり」「さらり」とした土や砂、「ふわふわ」「もこもこ」した布やぬいぐるみなど、自分に心地よいと思えるものを肌に触れさせることが心を明るくします。いろんなものの手触りを楽しんでみましょう。
人間関係を整理しよう
職場でも家庭でも、悩みのもととなるのは人間関係です。自分と周りの人たちの相関図を絵でも文章でも良いので作ってみてはいかがでしょうか。
たとえば友達の言動で悩んでいる。親族のことが気にかかる。ではその人と仲良くするためにはどうしたらいいか、そもそも仲良くする必要があるのか。
人間関係の糸をたどりながら、本当に大事なものをまとめていってみましょう。嫌な気分になるLINEやSNSなどは一度きっぱり離れてみるのも手です。雑多な人間関係をすっきりさせることでぱっと気分が晴れることも多いですよ。
まとめ
環境を変え、人間関係をすっきりしてもまだ気分が晴れないのであれば、とにかくゆっくり休むことです。欝になりやすい人は「マジメで優しい人」といわれています。毎日がんばっていることが、ストレスになったりするのです。
それでも優れないときは、無理せずお医者さんに相談してみましょう。今は精神科も身近な存在です。あまり思いつめないでくださいね。