今こそ知ろう!PM2.5とは?いつから注意すべき?吸い過ぎるとどんな影響がある?しっかり防ぐ対策方法とは
テレビで時々PM2.5の注意喚起が促されていたりするけれど、PM2.5って何かよくわからないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そんな方たちのために、ここではPM2.5とは何なのか、どこで発生するのか、なぜ注意喚起されるのか、そして吸いすぎると体にどんな影響があるのかについてまとめてみました。
PM2.5についての豆知識を知っておきたい!という方は、ぜひ、以下の記事をご覧になってくださいね。
目次
PM2.5って何?どこで発生するの?
PM2.5とは、粒の直径が2.5マイクロメートル以下の小さな粒子ことです。
PM2.5には、ディーゼル車の排ガスに含まれる1次粒子と、大気中の光化学反応などによる窒素酸化物のガスの成分から形成される2次粒子があります。
成分は炭素、硝酸塩、硫酸塩、アンモニウム塩、ケイ素、ナトリウム、アルミニウムなどの無機元素などです。
PM2.5は物を燃焼させることによって発生したり、様々な物質が大気中で化学反応することで生成されたりします。
発生場所は、焼却炉やボイラーのほかにも、鉱物の堆積場、車や船、飛行機のほか火力発電所、工場、石油取り扱い施設、火山の噴煙、森林、たばこの煙や調理、ストーブなどもPM2.5の発生源となります。
昨今、経済発展目覚ましい中国で発生したPM2.5などが偏西風に乗って日本に被害を及ぼす場合がありますので、西日本にお住まいの方は特にPM2.5予報を普段からチェックするようにしましょうね。
PM2.5はどのような健康被害をもたらすの?
PM2.5は小さな粒子なので、吸いすぎると、肺の中の奥深くまで入り込み、ぜんそくや、肺がん、不整脈や、心臓発作、花粉症などの健康被害をもたらします。
特に、呼吸器系や循環器系の疾患を持つ方や老人、小さな子供はPM2.5の影響を受けやすいので、家族に上記のような方がいらっしゃる場合は、PM2.5予報を普段からこまめにチェックし、PM2.5が飛散している場合は、マスクなどPM2.5対策を行うようにしましょう!
PM2.5に対する対策方法
経済発展著しい中国から偏西風に乗って飛散してくるPM2.5から身を守る対策方法は以下の通りです。
マスクを着用する
微細な粒子であるPM2.5から身を守るには、マスクの着用が必須です。
マスクといっても鼻柱から頬、顎の部分が肌と密着しているタイプのものでないと、PM2.5を防ぐ効果がありません。
ですから、PM2.5が飛散しているときには、高密着タイプのマスクを着用し、可能な限りPM2.5を吸い込まないように気をつけましょう!
PM2.5の数値が高いときは出歩かない!
中国から偏西風に乗ってやってくるPM2.5には発がん性物質も含まれています!
ですから、PM2.5の数値が高く、警報が出ているときには、必要がない限り外を出歩かないようにしましょう。
PM2.5が飛散している時は換気扇を使わない
お料理などで使用する換気扇を、PM2.5が飛散しているときに使用すると外からPM2.5が入ってくる恐れがあります。
特にPM2.5の数値が高いときは、換気扇を使用しないようにしましょう!
外出するときはつばのある帽子を着用する
外出するときは、つばのある帽子を着用すると、PM2.5からかなり身を守れます。
外出先から帰宅したら手や顔、目、鼻を洗う
PM2.5が飛散している時に外出すると、高密着マスクやつばのある帽子をかぶっていても顔や手、目や鼻の中にPM2.5の粒子が付着している可能性があります。
ですから、外出先から帰宅したら、すぐに手や顔、目や鼻を洗浄するようにしましょう!
もちろん洋服にもPM2.5は付着していますので、帰宅したら玄関先でPM2.5をきれいに払ってからお家に入るようにしましょうね。
まとめ
PM2.5は健康な人はもちろん、呼吸器や循環器に疾患がある方や、老人、子供に悪影響をもたらします。
経済発展目覚ましい中国の公害対策は当面収束しないと思われますので、普段からPM2.5予報をチェックし、PM2.5の数値が高いときは、上記でご紹介しました対策方法を行ってくださいね。