いつもよりろれつが回らない・・・という症状が現れた場合、もしかしたら脳梗塞かも！と心配になりますよね。
ここでは、ろれつが回らないという症状が現れる原因と対処法について脳梗塞も含めていくつかご紹介させて頂きます。

いつもよりろれつが回らないなどの症状が現れている方、または、ご家族にそのような症状が現れご心配な方は、ぜひ、以下の記事を読んでみてくださいね。

ただし、ここで書くことはあくまでも可能性の話ですので、本当に心配であればこの記事を読むことをやめ、直ちに病院で医師の診察を受けてください。

一番の対処法は病院に行くことですからね。

ろれつが回らないという症状が現れる原因と対処法とは？

言葉につまったり、舌がもつれてうまく話せなくなる「ろれつが回らない」という症状が現れる原因にはいろいろあります。
そこで、ろれつが回らなくなる原因と対処法について、以下にいくつかご紹介させて頂きますね。

お酒を飲んだ場合

お酒を飲みすぎてべろんべろんに酔っ払うと、ろれつが回らなくなり、普段のようにスムーズに言葉を発することができなくなる場合があります。
この場合は、体のアルコールがぬけ、酔いがさめると、きちんと話せるようになります。

緊張している時

大勢の人の前で話すときや、見知らぬ人と話すときなど、緊張が高まると普段のように話せず、時に言葉に詰まったりするなどろれつが回らなくなる場合があります。
そんな時は、深呼吸をしたり、手のひらの親指と人差し指の間にある合谷というツボをマッサージすると幾分緊張が和らぎます。
また、自分に対する過剰な期待は緊張する原因となりますので、ありのままの自分を受け入れるようにすると、リラックスしてあまり緊張せずに話せるようになりますよ。

ストレスによるもの

仕事で働きづめだったり、運動をしすぎたりすると、過労が原因のストレスで、貧血になったり、自律神経失調やストレス性障害になりろれつが回らなくなったりします。
この場合の対処法は、病院にいって診察してもらい治療してもらうことはもちろんですが、生活習慣を見直し、働きすぎたり、運動しすぎないようにし、きちんと体を休ませるように心がけるようにしましょう。

脳梗塞

私の父は、車を運転しているときにシフトレバーを握る指に力があまり入らないから、「おかしいな・・・」と思い、とりあえず、整形外科を受診してみたら、すぐに先生に脳外科に行くように言われ、あわてて近くの脳外科を受診したら脳梗塞だった！ということがありました。
幸い、初期の段階だったので、手術することなく、１ヶ月入院して治療して頂いた結果、今では車の運転もできますし、言葉も普通に話すことができています。

脳梗塞は、脳の血管が詰まることによって起こる病気なので、ろれつが回らなくなる、腕の力が入らないなどの症状が現れたら、即、脳外科を受診することをオススメします。
すぐに病院に行かずに放置しておくと、後遺症がひどくなったり、命の危険にさらされる場合があるので注意しなければいけません！

脳卒中

脳卒中も、ある日突然、ろれつが回らなくなるという症状が現れる病気です。
脳卒中は、脳の血管が詰まったり、破裂したりすることで脳に血液が届かなくなり、脳の神経細胞に障害がおこる病気なので、ろれつが回らなくなるなどの症状が現れたら、すぐに、脳外科を受診するようにしましょう！
脳卒中は、発症してから３時間以内に治療しないと後遺症がひどくなる上に、命の危険にもされされます！

脳出血

脳出血も、発症したときにろれつが回らなくなるという症状が現れる病です。
この病も、上記でご紹介致しました、脳梗塞や脳卒中同様、ろれつが回らなくなるという症状が現れたら、即、脳外科を受診し、医師に見て頂きましょう！

まとめ

ろれつが回らなくなるという症状が、酔いや緊張によるものだったら、すぐに命にかかわるということはありませんが、上記でご紹介したストレスによるものであれば、病院を受診しなくてはいけない場合もあります。
また、脳梗塞や脳卒中、脳出血が原因でろれつが回らなくなる場合もありますので、突然、ろれつが回らなくなるなどの症状が現れたら、すぐに、医療機関を受診してくださいね。