小銭貯金箱の必要性ってあるの?本気で節約・貯蓄した人はどうしているの?
皆さんは、小銭貯金箱で小銭貯金をしていますか?
小銭貯金箱といえば、500円玉ばかりを貯める貯金箱もあれば、小銭であれば1円玉も5円玉も10円玉も50円玉も100円玉も500円玉もすべての小銭を貯めていく自分独自の小銭貯金箱をお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんね。
でも、このちまちま小銭を貯めていく小銭貯金箱って本気で節約や貯蓄をしていくうえで果たして本当に必要なものなのでしょうか?
気になりますよね!
そんな、小銭貯金箱の必要性について気になる方のためにここでは、本気で節約や貯蓄をした人にとって小銭貯金箱は必要あるのかどうかについて検証していきたいと思います。
「ちまちまとした小銭貯金をしていて本当に節約・貯蓄ができるの?」と疑問に思っていらっしゃる方は、要チェックです!
小銭貯金箱での貯金は果たして節約・貯蓄につながるのか!?
例えば、500円玉ばかり貯めて100万円貯まる貯金箱を購入して、小銭貯金を始めたとしますよね。
小銭貯金をするためには、小銭がないと話になりません。日々の暮らしでお買い物をいくらしたとしてもなかなか500円玉を入手することは難しいので、500円玉貯金で早く100万円を貯めるには、とにかく500円玉が残るように調節する必要があるわけですが…
でも、それって本末転倒だと思いませんか?
500円玉を残すために無駄な神経をつかうくらいなのであれば、毎月定期的に金融機関で定期積立をしていったほうが、ちまちま不定期に入手した500円玉貯金をするよりもよっぽど早く一定額の貯金が貯まるはずです。
さらに、500円玉貯金をするよりも、必要のない電化製品のコンセントを抜いて待機電力を節約するとか、ダラダラとテレビを見たり、DVDやブルーレイ、ネットで動画を見る時間を極力減らしたりして、使用電量を削減したほうが光熱費にかかる費用を節約できてひいてはより貯蓄額をふやすことができるはずです。
「それじゃあ現在あるお金を投資信託などに回したらもっと儲かるのかな?」なーんて考える方もいらっしゃるかもしれません。が、投資信託は株式投資を金融機関などに依頼する投資商品。
アクティブな投資信託は株価が好調であれば伸びますが、突発的な暴落などで急落に巻き込まれてしまうことも。(ひふみ投信など)
個別株の場合も、大手だから安心と言って買った会社が不正会計だの超ど級の赤字だとか(東芝など)の報道がでると急落してしまいます。今はほぼありませんが、株式はその株式を発行している会社がつぶれてしまったら紙くずになってしまう可能性があります。
当然ながら株価の下落によって持ち株の価値が下がってしまうとふやすどころか、投資した金額の元本が少なくなってしまう、もしくはなくなってしまう危険性もはらんでいますので、必ずしも安心して投資できる商品であるとは断言できません。(ただ、現物株であれば最悪の場合でも元本が0になるだけで借金を負うようなことはありません)
「ならば、FXなら主婦でも気軽に大きく儲けられそう!」なーんてFXを気軽な投資商品だと思ってはいけません。
FXは株と違って投資の仕方によっては0どころか投資金額以上の損失を被ってしまう危険性がありますので、素人考えで手出しをしないほうがよろしいかと思います。(株の信用取引と同じくらい難しいです)
「じゃあ、今はやりの仮想通貨ならひと儲けできそう!」なんて考える方もいらっしゃるかもしれませんが、仮想通貨はまず口座を作るのに時間がかかりますから簡単には購入できませんし、上がり下がりが株などの比ではないほど大きいので簡単に売却することもできません。24時間市場が開いているため、変なところで買うと損が怖くて夜寝ることも難しくなってしまいます。
また、セキュリティもまだ完全ではありませんので、自分に落ち度がなくても仮想通貨を取り扱っている業者のセキュリティに穴があると、投資していた高額の仮想通貨が一夜のうちになくなってしまうという事態に陥る可能性もあります。(コインチェックのケースでは一応返金はされたようですが)
つまり、仮想通貨も素人が手を出すにはかなり危険な投資商品なのです。
本当に節約・貯金をしていきたいのであれば、いきなり投資で増やそうとか考えないことです。
まずはご家庭の消費電力を少なくして光熱費を節約し、お風呂の水をお洗濯やお掃除に活用するなど水道代も節約し、毎月一定額を金融機関で定期積立を地道にしていきましょう。
そうすれば、必ず節約・貯蓄を成功させることができます。
そのうえで、なくなっても良いレベルのお金である程度業績の安定した株を年単位をみて保有することが望ましいでしょう。FXや仮想通貨は株で数年間腕を磨いたレベルの人でも難しいので、素人が安易に手を出さないことが肝心です。
まとめ
上記でご紹介させて頂きました節約・貯蓄方法でも貯金や節約を成功させることができますが、お子さんがまだ幼いのであれば、被服費やレジャー費なども最大限節約すればさらに貯蓄額をアップさせることができ、お子さんが小学校に上がるまでに住宅ローンなんて完済できちゃったりします。
もちろん、500円玉貯金をすることでも少しずつではありますが、確実に貯蓄額を増やしていくことができますので、より節約・貯金をしたいのであれば、ご紹介させて頂きました節約&貯金方法を行いつつ500円貯金もプラスして行うことをおすすめします。